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父という存在

こんにちは、とんこつです。今は、「こもれび文庫」の
「こもリズム研究会」という本を読みながら、その内容には引用せず、脳裏に浮かんだことをブログに書いています。今回は父の事を書こうかと思います。私の子供のころの父の印象は、ずっと単身赴任している父でした。母も病気で入院してたこともあり、私は親戚の家を転々と渡り歩いていました。そのため、家族愛を知らないまま、大人になってしまいました。当時は父のことが好きになれませんでした。父は完璧主義者でテストで間違いがあると、なぜそんなに間違えたのかと叱られて、しょぼんとすることが多かったのです。
大学生の時、父と一緒に住む機会があったのですが、父は電話嫌いで、5分も話そうものなら怒って飛んできます。一緒に暮らすのは無理だなと思いました。大人になって転換点がありました。それ以降、私は父のことが好きになりました。それは、私がうつ病になったとき、引っ越しの為に父の家から、私の家まで泊りに来てくれたことでした。その後、実家に住むようになり、電話はプレイペイド携帯を布団をかぶって行いました。絶対的な安心感を私は得ることになります。2度目の鬱の急性期では、私は親の近場のアパートに住むのですが、引っ越しの手配は父がやってくれました。そんな父も今では、認知症の為、苦しんでいます。私は父に顔を見せに、時折、実家を訪問します。

とんこつブログは主に障害者の為になる記事や日常の出来事を中心に活動しています。つたない文章で誤字などもあるかと思いますが温かい目で見て頂ければ幸いです。