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虎に翼52話(重遠の孫)


 . . . あの人キット
やり遂げてくれるでしょう. . .


桂場「家庭裁判所設立準備室に移動してもらう」
寅子「今、私の力が必要だと、」
桂場「どこまで自信過剰なんだ、キミは。」
寅子「はて?違うんですか?」
桂場「そう思いたければ、勝手にそう思えばいい」
寅子「でしたら、家庭裁判所設立まで漕ぎ着けた暁には、今度こそ、私を裁判官にして下さい。
いつまでも嘱託職員のままでは家族を支えて行くのに不安が残ります」
桂場「わかった、善処しよう」
寅子「約束 守ってくださいネ」

桂場寅子の議論
桂場寅子心情は受け止めようとしている。
寅子桂場ツボが、少しは分かってきた。

稲垣復帰

多岐川「何でここに?」
寅子「それは..話すと長くなるので...」
多岐川「ならいい..」

多岐川「名前をいい合ったところで、相手を知ることは出来ない。相手を知るには、これ(スルメ)とこれ(酒)..」

寅子「花岡さんの分も頑張らないとね」
多岐川「君たちは、あのバカタレ判事の同期なのか。
法律を守って餓死だなんて、そんな下らん死に方があるか?
大バカタレ野郎だね」
寅子「そんな言い方あんまりです。撤回して下さい」
多岐川「撤回なんてするか、人間生き残ってこそだ」
寅子「友人を馬鹿呼ばわりされて黙って居られないだけです」
多岐川「どう考えてもバカだ。
このなかに、ヤミ米を食わなかった奴はいるか?
・・・
つまり、そうしなければ生きられなかった、という事だ」
寅子「でも花岡さんは...」

多岐川
「この議論は並行線だ。
君も正しい、俺も正しい。
ケンカ程時間の無駄はない。
分かり合えない事は諦める」


はる花江は、ケンカせず(あきらめて?ほどほどに?)味を決められるようになっている。

家事審判所 出来たて 司法
少年審判所 大正から 行政
互いに正しさの主張だけの並行線。

その家庭裁判所って?
子供や家庭の問題って、有罪無罪って白黒つかないことばかり。
そういった問題に寄り添って、最善策を探していく..


議論は主張のぶつけ合いだけでは並行線。
君も正しい、俺も正しい」であれば、争いは起こらない。
裁判とは白黒つける事?
最善策を探る事? ⁇
           光

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