虎に翼104話(一美)
航一「今の婚姻制度が
僕たちの幸せに そぐわないのであれば それを追い求めるのは止めます。
お互いが考えてることを
思いのままに書いた遺言書を取り交わして、
それを僕らの婚姻届の代わりに。
これをもって
夫婦となったことにしませんか?」
*いいですね 実質主義的で…
一美
【の ようなもの…】
航一「僕は その遺言書を根拠に 佐田寅子さんの 夫のようなものを名乗ります。
寅子「でも…私が折れれば
"ようなもの" なんて言葉をつけないで済む。
私たちならば『折れて良かった』と思える日が いつか来ると… 今は そう思ってるんです」
航一「寅子さん それでは
"君の 僕への愛情を利用した搾取に" なってしまう
寅子さんが 優三さんに抱えているのと 同じような気持ちになる」
*言い替えると
優三さんの"寅子への愛情を
利用した" 寅子側の搾取になってしまう(と いうことかな…? )
つまり寅子は
イニシアチブを執った側の
罪悪感に苦しんでる
凄い!
航一が描いているのは
徹底した平等 対等
寅子「実は昨夜 夢を見たんです。年老いた私と航一さんが河原を散歩する夢…
それで優三さんや照子さんの話をする。お互い何度も聞かされた思い出話なんでしょうね
お互い会ったことも無い
『大切な人の大切な人』の話を なつかしく聞くんです」
* 一美 涙.涙…
寅子「『いろんな話を…
混ぜこぜに話して 笑う』
航一さんと こういう夫婦になりたい と思った」
航一「なれますよ
それこそ婚姻関係を結ばなくても 僕らなら」
*妻.寅子
「では その段取りで
私たち夫婦なりましょう」
*夫.航一
「はい。喜んで」
*「はい。喜んで」
可愛らしい↑❣️
少しも 上手(うわて)に
出ようとしていない
**上記の やりとり↑
男と女が入れ替わっているようで おもしろい
男でもあり 女でもある
男でもなく 女でもない
どっちと言ってもいい
男VS女
ではない世界🌍
:一美
……………
星 家で…
百合「おめでとう」
嬉しそう
百合 朋一 のどか から
パチパチパチパチ👏
拍手が…
*こんなに喜んでくれるんだ…
真実が在ったら
それだけで まとまる
↑
*この段落ですが…
2日後にダイジェスト版を見まして…
【文言を変更します】
星 家で…
優未「おめでとう❣️」
(優未だけが…"おめでとう")
優未 百合 朋一 のどか
から拍手👏は 来るも…
星家の お三方は
なんとなく手のひらと手のひらをパチパチさせてる感じ…
↑
【文言を変更します】
から 下が
伝えたい文言です。
……
寅子「夫婦のようなもの
ではあるけれど
皆さんと家族になって幸せを分かち合える関係なりたい と思っております
よろしくお願い致します」
なんだけど…
朋一、のどか の
優未への視線が 不穏…
………………
猪爪家で…
玲美「お姉さんは お式挙げないんですか?」
寅子「私 そういうことに
あまり心が踊らないの」
*私、一美も おんなじ。
カタチに そんなに興味 無いの
…………………
竹もとで…
直明の結婚式の写真を見ながら…
梅子「まぁ〜いい写真!
あの 弟君が立派になって
寅ちゃんも誇らしいでしょう」
寅子「実は その直明から
今日 突然 呼び出されまして…私たちに話があるそうで」
梅子「あらっ 何なのかしら」
*梅子さん トボけてますね。声の調子で判りますよ
:一美
直明が入って来る
直明「この前の結婚式で
みんなが笑って 泣いてくれているのを見た時に
やっと思えた
『自分が進んで来た道は
これでよかったんだ』って…
だから
改めて言いたいんだ
『あの日 僕を大学に行かせてくれて ありがとう』
航一さん
お姉ちゃんを よろしくお願いします」
航一「はい」
直明「お姉ちゃんは さ
僕の結婚を祝うのが
お父さんお母さんへの
最後の親孝行 って言ってたよね。
だから…
僕も最後の親孝行がしたい!って思ったんだ。
お姉ちゃんの結婚をお祝いしたい!
だけど…
お姉ちゃんは 普通の結婚式だと 心が踊らないんだよね」
寅子「ええ まぁ…そうね」
直明「だから みなさんと 協力して お姉ちゃんの心が踊るようなことを考えてもらいました」
寅子「みなさん…⁇」
直明「お願いしまーす」
ジャーン🎉
そこには
法服姿の明律大法学部同志
が ずらり
寅子「え…みんな どうしたの…」
「え 何…どうなってるの?」
:一美
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