マガジンのカバー画像

虎に翼 渋沢栄一 不出来な玄孫

153
NHK朝ドラ「虎に翼」が始まりました。 「穂高重親」なるクサい名前で登場した法学者 穂積重遠 は、私の祖父に当たります。 重遠は、私が生まれて直に亡くなっており、記憶にはありませ…
運営しているクリエイター

#航一

虎に翼79話(一美)

虎に翼79話(一美)

法の申し子

航一「思い出にできるほど
お兄さんの死を受け入れてなかったんでしょうね」

次郎「そだども もう何年も前に戦死の知らせは届いている訳ですから」

航一「死を知るのと 受け入れるのとは違う。
事実にフタをしなければ
生きていけない人も居ます」
*悲し過ぎて ね
       一美

寅子「だから 語りたくないし…
語られたくない」

次郎「皆、戦争で 誰かしら大事な人を亡くしている

もっとみる
虎に翼79話(重遠の孫)

虎に翼79話(重遠の孫)

航一「思いでに出来る程 お兄さんの死を 受け入れられていなかったんでしょうね」
次郎「そらろも もう何年も前に、戦死の知らせは届いてる訳ですから」
航一「死を知るのと 受け入れるのは違う。事実に蓋をしなければ 生きていけない人も居ます。
だから 語りたくないし 語られたくない」
次郎「分からなくはないが、皆んな戦争で 誰かしら大事な人を亡くしてる訳ですからね。いい大人ですし、そこは乗り越えて行かね

もっとみる
虎に翼76話(一美)

虎に翼76話(一美)

昭和27年 春
(私 一美が生まれて半年ほど経った頃ですね)

桂場「君は支部長として
ほぼ全てを担うことになる」

寅子「はい。刑事 民事 家裁
全ての事件を受け持つんですものね」

桂場「事件だけではなく全てだ」

多岐川「みんな覚えがあるだろ
新人時代の イビリの
一つ や 二つ」

桂場「初めが肝心だ。
気を抜かず精進したまえ」

…………………
東京から来た 女判事
風当

もっとみる
虎に翼67話(一美)

虎に翼67話(一美)

自分にしか出来ないこと

「法改正された箇所を改稿すれば
さらに 長きに渡り 愛される著書に間違い無いと…」と寅子

航一「なるほど」

*↑ やりにくい…

寅子「どうでしょうか?」

寅子は
改稿した箇所を見てもらう

『むしろ 民法は 現実の家庭生活を目標にして、その中で人々が 互いに尊重し合いながら 協力していくような民主的な家庭をつくり出そうと…』
航一「いいですね ここ」

もっとみる
虎に翼67話(重遠の孫)

虎に翼67話(重遠の孫)

出涸らし冥利航一「父の言うこと、真に受けないで下さい」

・・・・・

寅子「現実ってなんですか?
理想は掲げ続けなきゃ ただのゴミ屑ですよ」
多岐川「キミ、今日は一段と荒ぶっているなぁ~」

   ・・・・・

寅子「今日でお手伝いも終わりでしょ。何だかとても寂しくて...
..あら、航一さんも?」
 (さびしさの中身は同じ?違う⁇)

航一「最後の確認をしておきましょう
寅子「えっ

もっとみる
虎に翼66話(一美)

虎に翼66話(一美)

寅子 ブレイク【それを決めるのは
     君ではない!】

「少年たち、そしてご家族を より良い 理想的な環境に導く 手助けを…」

インタビューに晴れやかに答える寅子

取材を終えた記者
「あの〜いいですか?
妻も母も佐田さんのファンでして…サインを!」

「喜んで」
スラスラとサインする寅子

事の始まりは去年
愛のコンサートでの
茨田りつ子の発言。

*実際に『家裁広報月間』に参加した芸

もっとみる