【感謝】note公開から1周年
この日から1年が経った。
公開を2月23日に選んだのは、どこかのだれかが生まれた日だから―
では決してなく、単に私は午年生まれだからというだけである。午年の守り本尊である勢至菩薩の縁日が毎月23日なので、せっかくなら、ということである。
ここまで、21本の記事を公開してきた。
現在公開中のカテゴリーとしては、『日本史講義延長戦』、『考えたこと』、『さきょの本棚』、『社寺巡礼記』などがあるが、本noteの二本柱ははじめの2つだ。
『日本史講義延長戦』は、その名の通り限られた授業時間内にゆっくり時間をかけて話すことはできない、ある意味で応用的な内容をお届けしている(つもりである)。
私の興味関心はもちろん、執筆する際のファクトチェックのスピード、蔵書数の偏りに依存するのでご覧の通り内容は見事に偏っているが(笑)、今後はより広範な時代・分野に言及して、より多くの読者諸氏に楽しんでいただけるようにしたい。
そして最近は『考えたこと』を更新することが多い。
考えなければならないこと、考えざるを得ないことが社会に溢れているからである。
このカテゴリーの記事を更新する際には、突発的な衝動で書くことが多い。
何かのニュースを見て聞いてその場で、もしくは帰りの列車で、感じたことを文章にする、というか文章が降りてくる。なんか生意気なことを言っているが、言ってみれば筆、ならぬ指に任せて好き放題書いているだけである。
・・・なので、校正は十二分にしている。(笑)
今後もこの2つのカテゴリーを中心に展開していこうとは思う。
しかしその一方で、コラム的なもの、本noteでいえば『さきょの本棚』、『社寺巡礼記』、『たまたま近くまで、来たものですから』や、まだ一本も公開していない『〈映画〉物語』も充実させていきたい。
本も社寺もどこかのスポットも映画も、人が表現したものには必ずその人の「精神」がのっかっているわけだから、そうしたものに触れること、その「経験」を追体験することには、われわれが歴史―ひいては人間そのものを学ぶ上で非常に大きな意味があると思うからだ。
ちなみに、現在公開中の記事は21記事(本記事を含まない)あるといったが、いわゆる「下書き」がこれ以外に19本ある。(笑)
それも、タイトルだけ、などではなく、構想メモやそこそこの分量になっているものが結構ある。ただ、いつもいつも言及する「〈らしさ〉への抵抗」シリーズなんかもそうだが、参照しなければならない資料も多く、ウラをとる最中に通常業務のご依頼があったりして、公開に時間がかかっているところである。本当に申し訳ないと思っています…。
ただ、本noteも通常業務あってのものであり、私が私の〈仕事〉をこなさないことにははじまらないものでもあるのでこの点はぜひともご海容願いたい。ただ、必ず更新・公開する。約束する。
さて、冒頭に掲げた実質1本目の記事では本noteについて以下のように書いた。
このイメージ通りの運用はできていると思う。
「先生のnote読ませてもらってますよ!」なんてお声がけいただくことも増えた。本当にありがとうございます。
あとは、
何かの拍子で、これがどこかで達成できていれば、と願うばかりである。
今後とも、よろしくお願いいたします。
日本史科 佐京
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