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『これは使える!LXDコンテナで作るLinux学習環境』シリーズ
システムコンテナであるLXDを使うことで、PCリソースが限られている環境でも複数台のLinuxサーバーを組み合わせたシステム構築演習が可能になります。
そんなLXDを使ってLinux学習環境の作り方をご紹介していますが、ここで紹介しているシステムの構築方法はセキュリティが万全でなかったり、設定項目に精査が必要だったり、ネットワーク構成を検討する必要があったりと、一見すると雑な印象がありますが、そこをカバーするのは「どのようなシステムを作りたいか」というエンジニアの熱意であり、探求心や好奇心だと思いますので、本シリーズを手に取っていただき「自分ならこんなシステムを構築する」という信念を持つきっかけにしていただけたら幸いです。
環境構築編
Linux学習環境を Windows10、VirtualBox、Ubuntu20.04、LXD4.0 を組み合わせて作っていきます。
LXD基本操作編
コンテナ基盤のLXDを操作するために必要なコマンドを紹介しています。
ネットワーク編
LXDコンテナを使うとネットワークも自由自在です。
Dockerコンテナはネットワークがわかりにくいですが、LXDはシンプルでわかりやすいところが好きです。
インターネット系サーバー構築編(CentOS7)
CentOS7のコンテナを使って、DNSサーバー(BIND)、WEBサーバー(Apache)、DBサーバー(MariaDB)、LB(Nginx)を組み合わせて最終的にCMSであるWordpressサイトを構築していきます。
DNS、WEB、DB は簡易的ではありますが2台の冗長構成を実現しています。
また、LBにはNginxによるリバースプロキシで実現しているのでWEB系のインフラを勉強するにはちょうどよいと思います。
インターネット系サーバー構築編(Ubuntu20.04)
Ubuntu20.04のコンテナを使って、DNSサーバー(BIND)、WEBサーバー(Apache)、DBサーバー(MariaDB)、LB(Nginx)を構築していきます。
構成は『インターネット系サーバー構築編(CentOS7)』と同じで、OSがUbuntu20.04になっているので、CentOS7とのコマンドやパッケージの違いなどを比較しながら学習できると思います。
イントラネット系サーバー構築編(CentOS7)
CentOS7のコンテナを使って、ファイルサーバー(Samba)、LDAPサーバー(OpenLDAP)、オンラインストレージサーバー(NextCloud)を構築していきます。
ファイルサーバーでファイル共有をするだけでなく、オンラインストレージからもアクセスできるようにしています。
また、ログイン情報は冗長構成のLDAPに格納し簡易的なシングルサインオン(SSO)を実現しています。
イントラ系サーバー構築編(Ubuntu20.04)
Ubuntu20.04のコンテナを使って、ファイルサーバー(Samba)、LDAPサーバー(OpenLDAP)、オンラインストレージサーバー(NextCloud)を構築していきます。
構成は『イントラネット系サーバー構築編(CentOS7)』と同じで、OSがUbuntu20.04になっているので、CentOS7とのコマンドやパッケージの違いなどを比較しながら学習できると思います。
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