Sakuya

個人Vtuber。音楽大学卒業後、演奏活動や教育、研究活動に励む。

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最近の記事

マシュマロ回答編「おすすめのアリアor歌曲は?」

皆さん、こんにちは。 個人VtuberのSakuyaと申します。 本日はいただいたマシュマロに回答していこうと思います。 動画にしたものは下記よりご覧ください。 さて、質問はこちらです。 マシュマロありがとうございます。 こちらの質問の何だか素敵なところは、「ロシア語の声楽作品」が1番最初に来ているところですね。質問順に従って回答して参りたいと思います。 (1)ロシア語の声楽作品 リムスキー=コルサコフのオペラ「雪の娘」より、終幕の合唱曲「ヤリーロ讃歌」を紹介させてい

    • 作品創作に使えそうな西洋音楽の話3,「なろう小説風」で西洋音楽史を取り入れるとしたら、一例として

      こんにちは、さくやです。 実のところこの「創作に役立つ」シリーズの第3弾は、 「クラシック音楽の敷居は高いのか、そのイメージの根拠など」についてお話ししようと思っていました。 定期的にTwitter(X)で盛り上がる話なので、私も、と思ったのです。 しかし納得できる記事にできず諦めました。また挑戦はしてみたいとは思います。 今回は少し肩の力を抜いて、 自分が異世界転生小説を書くなら、というお話をしてみようと思います。 では、さっそく参りましょう。 はじめに まずは

      • 作品創作に使えそうな西洋音楽の話2,ピアノはいつから「ピアノ」になったか

        こんにちは。Vtuberのさくやです。 創作に使えそうな西洋音楽のお話を更新していく予定です。 まえがきはこちら 今回は、身近な楽器であるピアノについて簡単にお話していこうと思います。 まず結論からですが ピアノはいつ「ピアノ」になったのか、といいますと、それは19世紀でした。 実は、意外と近代的な楽器なのです。 とはいっても本屋や楽器屋を覗いてみると 17世紀の「バッハ」や、18世紀の「モーツァルト」や「ハイドン」の「ピアノ曲」の楽譜が売っていたりしますが、 それら

        • 作品創作に使えそうな西洋音楽の話〜

          こんにちは。Vtuberのさくやです。 異世界転生、タイムトリップ、悪役令嬢、婚約破棄、というテーマの作品をSNSの広告で見かけるようになり、自分自身それらに触れて面白いなと思うようになりました。 結末や展開は大体予測できるのですが、そこに至るプロセスが気になって読んでしまうというわけです。 さて、そんな作品では16〜19世紀の西洋社会をモデルに描かれることも多い気がしますので 音楽家の視点から、創作に役立てそうなお話ができればと思います。 SNSで散見されるような こ

        マシュマロ回答編「おすすめのアリアor歌曲は?」

        • 作品創作に使えそうな西洋音楽の話3,「なろう小説風」で西洋音楽史を取り入れるとしたら、一例として

        • 作品創作に使えそうな西洋音楽の話2,ピアノはいつから「ピアノ」になったか

        • 作品創作に使えそうな西洋音楽の話〜

          作品創作に使えそうな西洋音楽の話1,ざっくり音楽史解説、中世〜20世紀まで

          こんにちは。Vtuberのさくやです。 創作に使えそうな西洋音楽のお話を更新していく予定です。 まえがきはこちら 大雑把に、各世紀の西洋音楽について解説して参ります。本当に大雑把です。 それでも長く文字数の多い記事となりますが 今回は分断しないで音楽史の流れを説明することを目的とします。 どのジャンルの歴史でもそうですが、〇〇時代、〇〇様式と分けられてはいても、ある日突然時代が変わるわけでは無くて前の時代からの流れがあることが必然なので、今回はその流れを何となく知っていた

          作品創作に使えそうな西洋音楽の話1,ざっくり音楽史解説、中世〜20世紀まで

          忘れ難い先生の話〜防火防災編

          教員経験のあるVtuber・さくやです。音楽を教えていました。 今はこんな感じで歌ったりもしています。 さて、月日が流れるごとにお世話になった先生方の顔や名前というのは忘れてしまうものなのですが その中でも未だに忘れていない先生のお話をしたいと思います。 防火・防災訓練のM先生 とある音楽大学で勤務していた時の話です。 附属の高校の防災訓練があるので、 当時所属していた(大学側の)委員会の関係で記録をとりにいったときのお話。 2019年の2学期があけてすぐ それこそ始

          忘れ難い先生の話〜防火防災編

          絶叫する男

          こんにちは。さくやと言います。 私は音楽大学卒業後、演奏活動をしながら小学校や大学などの教育期間で働いてきました。 印象深い出来事や怖い思いをしたことなど、 書き留めていこうと思います。 今回はとある大学で勤務していた頃のお話になります。 その大学というのは、都内にある大学で、割とアクセスの良い場所にありました。 歴史はあるけれどもこじんまりとした少人数制の雰囲気で、学生たちもとても穏やかでした。 私が退職する頃にはコロナ禍も経て学園の経営状況は悪化、就労環境も学生の状

          絶叫する男