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その9 ここはもしかして、源氏の聖地なのか。(三井寺~瀬田の唐橋~建部大社)

琵琶湖疏水を眺めつつ、今度は疎水を追いかける旅もいいなあ、というか可能なのか調べてみようかと思いながら三井寺と疎水を後にしました。

また京阪で石山まで戻り、瀬戸の唐橋を渡って建部大社に行くことにしました。完全にMIHOミュージアムは行くことを諦めました。

次に乗る電車が来て、あることに気づきました。あれ?あの京阪緑のじゃない、何だか青い?むしろ白っぽい?

電車がホームに来た瞬間、はいい?( ゚Д゚)になりました。

ラッピング電車だー。しかもこのアニメの舞台は宇治じゃないのか?そういえば彼らが通学に使っていたのは京阪でしたっけ。うわわ、とりあえず写真写真ー(=゚ω゚)ノ

元吹奏楽部、パニくる(笑)

石山で降りたときに動画まで撮っておく。周りの中学生の目線が痛いぞ。。。

建部大社まではマップで見るかぎり、石山駅から歩いて行けそうなので行ってみることにしました。時間があれば行こうとしていた、巴御前が弔うため源義仲の墓のそばに開いた義仲寺は次回ということにしました。

瀬戸の唐橋の伝承に出てくる俵藤太こと奥州藤原氏の祖である藤原秀郷といい、義仲寺といい、建部大社と共通して源氏関連の場所が多いなあと旅行前に思っていました。

現在は琵琶湖に流れ込む瀬田川にはいくつかの橋が架かっています。この瀬田の唐橋は交通の要衝で古くから戦場の舞台になっていたそうです。上流側には東海道新幹線も走っており、今でも重要な地点ですね。

橋の袂にあった看板の伝承を読みつつ、橋を渡って建部大社へ向かいます。今ではこの橋を制する者は天下を制する、という縁起のいい橋です。

橋を渡ってからある建部大社は日本武尊と大己貴命を祀る近江国一宮です。ここが源氏と関連するのかというと、この神社で源頼朝が伊豆へ流される途中に源氏再興の祈願をしたところです。

思っていたよりコンパクトな境内は、拝殿と本殿が境内の中心にあり、周りを守るように摂社と末社が並んでいました。そして私はここでついに体力が尽きました。。。しばらくベンチに座り休憩しつつ、明日の三輪行きを調べていました。

しばらく休んでから宿泊先へ行くことにした途中、唐橋の袂にカフェを見つけてまた一息ついてました。唐橋を望む2階建てのカフェで外を眺めていたら、MIHOミュージアムから石山駅へ向かうバスが2台3台と続いていきました。

やはり美術館自体も混んでたんだろうなあ、行かなく正解だったかもしれないとバスを見送りながら思っていました。

帰りの唐橋を渡ってる途中、そういえば石山寺が上流だよなあと見た瞬間に新幹線が通過、あれ?黄色い。。。ってあれはドクターイエローだ、うわわ写真撮る暇なーい、でも天下を制する橋の上で見られたということは超ラッキーじゃないか、よっしゃあああ(≧◇≦)

と長い1日目が終わりました。


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