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愛する姪っ子のためにフォージングトイを改良する!~めっちゃ大変だったけど僕は天才だった(ФωФ)フフフ・・・


8羽目のインコ「雪(ゆき)ちゃん」を迎えた経緯

私の愛しい姪っ子の雪ちゃんは、実は私が名付け親。

実家近くのペットショップを含む大型ショッピングセンターがリニューアルして、DAISOとしまむらになってしまいました。

父が他界する2カ月前に姉が自殺未遂を起こし、医師から「半年持たないかもしれません」と言われる状態から奇跡の復活を果たしましたが、何とか実家に戻ってきました。

その後、父が他界。母と二人で実家暮らしをする姉ですが、発達障害があります。母は全く理解する気はなく、「頭が悪い・頭がおかしい」というスタンスなので、基本的にはバカにされまくり、自分ではほとんど何もできなくなって姉の手を借りなければならない状態の母になっても、子供の頃から虐待をしてきたままの「頭と口」だけ残っています。

原因は「母自身」なのに、本人は「自分だけがこの家で一番まともだ」と信じていらっしゃるため、全く言動は改まりませんが、姉が自殺未遂をした時に救急病院へ駆けつけ、思うところがあったのか「私がお金を出すからまたインコ飼えば?」の一言で、飼うことになりました。

実は、家族全員で住んでいた頃に、合計で7羽飼ったことがあります。

その時に白(しろ/アルビノ/♂)が物凄く姉に懐いたので、雛は雌雄が分からないにも関わらず「どうしてもアルビノがいい!」と言うので、私の近所にあった小鳥屋さんに相談して、アルビノがたまたまいた時にお迎えしました。

人生で8羽目のインコの個性が考えさせれる日々

ところが、大きくなるにつれ♀であることが分かり、一羽なのに発情を抑制しないと無精卵を何度か産んでしまいました。

※手のひらサイズから、一回で数個の卵を産むので、♀はかなり体がボロボロになって早死にしてしまいます。

また、今までの子は多少多く食べる子はいても、「あるだけ全部食べる」ほどの食いしん坊はいませんでしたが、実は雪ちゃんはそうなんです(笑)

ということで、姉なりに色んなフォージングトイ(動かしたりしないと餌が出ないおもちゃ)を買ったりしましたが、一番頭がいい子でもあり、食への執念もあり(笑)、ということで、どんなものでも簡単に攻略して5分ほどで平らげてしまい、次のご飯までにずーっと「ひもじいです!」と鳴いているのです。

これではストレスが強すぎるし、甲高い声で鳴くので、姉も頭がおかしくなりそうになったので、私にヘルプが来ました。

インコは、安い金属を使うと「鉛」が入っていても気にせず舐めてしまい、「中毒症状」を起こすため、今回は「プラスチックのボルト」で固定することにしました。

ということで、そこら辺に売っているものでもないので、まずは台湾から取り寄せたら、見た目が完全に「ドラッグ」wwwという第一話はこちら↓

続いて、何とか苦心しながらも、何とか「プロトタイプ」の完成にこぎつけ、実家に行った折に私が取り付けて様子を見たら、1日足らずで完全に攻略したのがこちら↓

これで一安心と思っていたら…。

姉からリクエストが来てしまいました。

というのも、姉は職場で腕を骨折し、金属プレートで固定する手術を受け、リハビリに励んでいるのですが、神経にしびれや動きの悪さが残ってしまい、今はまだ休職中なのですが、そろそろ仕事に戻りそうな感じになってきたのです。

今は毎朝、体重を計り、ご飯も計って、朝・昼・晩とあげています。

私が作ったプロトタイプは、穴が小さいので一度に少ししか出ないので、雪は驚くほど落ち着きを取り戻し、頭の中がご飯で一杯にはならなくなったのですが…。

量が一回分しか入らないというか、二回分入るように私は作ったのですが、姉が入れるのが下手くそでうまくできないということで、仕事が始まった時のためと、週1のバイトはすでに始めているので、その日のために昼・夜ご飯を一緒に入れられる容量が欲しいという要望をもらいました。

改良版フォージングトイを自作するのが大変だった!!!

ということで、「改良版フォージングトイ」を作ることになりました。

プロトタイプとやることはそこまで変わらないので、ちゃちゃっとやれると思っていたのですが、意外と苦戦をしました。

まず、「容量を倍にする」かつ「クリアケース」じゃないと雪が「ご飯があるのが見える」ことで挑戦し続けるので、底は外せません。

そこで、DAISOのクリームケースの容量の大きいものをいくつも見ましたが、容器の横に穴をあけて、そこから餌がでるようにしないといけないので、クリームケースの蓋が横から見た時に半分くらいまで来ていると、うまく穴が開かないし、穴の位置が中央にならないのです。

それを踏まえて探してきたのが、蓋の色だけ妥協して、キャン★ドゥのクリームケース「2個入り」

分かりづらいかもしれませんが、全体がクリアなのは良いのですが、蓋だけブルー・ピンクに色づいています。

高さはだいぶ変わり、左が「プロトタイプ」。右が「改良版に使う素材」です。

横から見ると分かりやすいのですが、蓋と本体の比率が1:2くらいなので、これで中央に穴があけられそうです。

穴はプロトタイプと同様に、5㎜のドリルビットから始めて、砲丸型のビットで穴を広げ、最後に丸太型のドリルで整えました。真上から見れば、中央に穴が開いているのが分かります。

ただ、前回はボルトにストローを通し、それで回転を滑らかにするという工夫をしたのですが、姉が回りすぎるからとストローを入れずに使っていたので、今回はストローを抜こうかということになり、ストローの分穴の径を小さくしました。

ボルトを一番長いの買っておいて良かった(´▽`) ホッ ナットを通しても十分なゆとりがあります。

で!これを母が気に入っている湿布や姉のためのお菓子や本などと一緒に入れて送ったのは良いのですが…。

プロトタイプは餌が出る穴を4㎜にしたら、「姉が大きすぎる」と言ったので、今回は3㎜にしたら、流石の雪も

  • 回りづらい

  • 穴が小さいから仕事量に対して出が悪い

と、文句を言いにくるようになってしまい、果ては姉の耳をストレスで齧って「何とかしろー!」という始末。

可愛く見えますが「全然うまくできません!!!!」とクレーム中です(笑)

困った困った。

いいでしょう!受けて立ちましょう!愛する姪っ子のためなら、叔母は頑張るのみです。

まさかの3個目の改良版は、私が工夫を施した優れもの!そう天才ということ

まずは、前回ピンクの蓋のクリームケースを使いましたが、残りの一個、青い蓋の方を使います。

もう3回目は超特急で行きますよ(笑)

すでに、穴あけは済ませております。

横穴は先にも触れましたが、前回3㎜で文句を言われたので、4㎜にしました。

上から見ても、まっすぐ開けられるようになりました。

ここからが、新しいところ。

まずは、大体でいいのでボルトにクリームケースを刺し、必要なストローより少し長めにカットします。

ここで、自称DAISOアンバサダーが長年愛用している「デザインカッター(たしかDAISOではデザインナイフだったような…)」で、厚みのある太いストローをカットしていきます。

そうしましたら、今まで底穴を指の腹で抑えながらこぼれないようにして、姉には餌交換をしてもらっていましたが、ストローよりほんの少しだけ大きめに穴をあけたので、今回は、ストローを容器に留めてしまおう!という算段でございます。

得意の「レジン」の登場です。

まず、カットしたストローがきちんと穴に入るかどうかを確認。

上から見た図

底から見た図

少しストローより穴が大きいのが分かると思います。このスキマをレジンで埋めて固めます。

まずは底面にマスキングテープを丁寧に貼り、底にぴったりつくようにストローも固定します。

穴の隙間にまずレジンを爪楊枝で少しずつ流していき、少しだけストローと容器の根本にもレジンをつけていきます。

レジンで固まる時に、曲がってしまうと、今回は蓋を通さなければならないため、まっすぐに固まってもらわないといけません。

そのため、長めに切ったストローに蓋を通して、その点も確認します。

蓋をした状態のものに照射したことが無いのでどうなるか心配でしたが、とりあえずUVライトへin

引っ張っても抜けないことを確認して

先ほども出てきた、「DAISO デザインナイフ」で、上蓋より出ている部分のストローをカット

底面のマスキングテープをはがしたら

これで完成です

3代目の特徴

個人的にはなかなかの出来ですね。

  • 倍以上の容量がある

  • ストローで回りやすくなっている

  • 餌が出る穴が容器の中央に来ている・大きさも大きくした

  • ナットの締め具合によって回転を挑戦できる(雪がまたすぐに食べ終わってしまうなら回転を遅くできる)

  • 容量が多いので、詰め物をして、餌が出るのを邪魔するように工夫できる

  • 蓋を開けても、ストローが邪魔をしてくれているので餌の交換がしやすい

良いんじゃないでしょうか。

後は送ったので、姉と雪がどんな反応をするか。
果たしてうまく行くのかは、乞うご期待♪

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