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2月に読んだ本まとめ【年200冊読む】

 Kindle Unlimitedがなければ、とっくに破産している本の虫が2月に読んだ本まとめ。
 簡単な感想があったり、なかったりします。

19冊目『少女不十分』西尾維新

 実は、西尾維新を初めて読んだのが『怪盗フラヌールの巡回』で。ずっと読まず嫌いしていたんですが、意外と読めるぞ?と思って購入。
 小説というよりは、西尾維新の乱文を楽しむエッセイみたいでした。

20冊目『ハル遠カラジ』遍柳一

 ライトノベルという枠で語るには、あまりにもクオリティが高すぎる。失礼ですが、これ本当にガガガ文庫?ハヤカワの間違いじゃなくて??
 SF読んだことがない人でも、するする読めると思います。SF的な難しい専門用語は控えめでしたが、文章も展開もすんごく上手くて一気読みでした。

21冊目『きみは本当に僕の天使なのか』しめさば

 今月はKindle Unlimitedがガガガ文庫祭り。
 後半、活動休止して今年で3年になる推しを思って泣きそうになりました。推しにファンのことは気にせず幸せになって欲しいって思いと、ファンとしての願望がいつでもせめぎ合って結局「無理しないでね!」というありきたりな言葉しか言えないので、はっきり「ファンを裏切らないでくれ」と言える主人公が強すぎてちょっと羨ましかったです。

22~26冊目『プロペラオペラ 1~5巻』犬村小六

 前に『やがて恋するヴィヴィ・レイン』の1巻を読んで面白かったので、同じ作者の別シリーズも読むことに。
 戦争ものでバッタバタ人が死んでしんどいのに、先が気になって全巻一気読み。読み終わった後、涙と鼻水でぐちゃぐちゃになりながら大根食べました。

27冊目『竜殺しのブリュンヒルド』東崎惟子

 これが銀賞なの、電撃大賞のレベルの高さを物語っていますよね。世界観とか、全体的な文章の雰囲気が好きでした。
 個人的には1巻で綺麗にまとまっていると思ったので、2巻はまた今度読もうと思います。

28冊目『リベンジャーズ・ハイ』呂暇郁夫

 同じ作者の『楽園殺し』を読もうと思ったのですが、レビューで『リベンジャーズ・ハイ』を読んでからの方が面白いと言われていたので、先に読みました。

29冊目『楽園殺し』呂暇郁夫

 『楽園殺し』単体でも読めないことはないですが、登場人物の過去を知るためにも先に『リベンジャーズ・ハイ』を読むことをおすすめします。シンの過去を知ってから読む方が圧倒的に面白いです。


 2月は11冊でフィニッシュ。仕事や夫の異動でバタバタしており、あまり冊数が伸びませんでした。
今月のイチオシはなんといっても『プロペラオペラ』です。『やがて恋するヴィヴィ・レイン』シリーズもダウンロードしてあるので、来月読みます。
 というわけで、3月は30冊目からスタートしましょう。

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