アルファポリス「第6回ライト文芸大賞」で「奨励賞」を受賞しました!【受賞作のプロットの話など】
午前中に抱えていた案件の納品を終え、昼ごはんの調達に行った夫の帰りを待つ間にスマホを開いてびっくり。
ちょっと待って……? わたしが受賞したってこと?
そしてサイトを見て、さらにびっくり。1,800作品以上あるなかから一次通過の34作品に選ばれたという。
嘘でしょ? と困惑しながらも、じわじわと喜びを噛み締めること2時間。
ようやく落ち着いてきたので、手書きの汚いプロットを見ながらあれこれ書いてみようと思います。
あらすじとか作品のテーマみたいなやつ
アルファポリスに載せたあらすじはこんな感じ。
公募やコンテストに応募した経験が少なくて(今回で2回目)、テーマとか読者層とか全然考えられなかったんですが、いちおう自分のなかでは「料理系×復讐劇」みたいなものをイメージして書きました。
「がっこうぐらし」とか「結城友奈は勇者である」みたいな、ほのぼの系と見せかけためっちゃ重い話を書きたかったんですよね。
最初はゆるーくお弁当やおいしいご飯が中心の話で、どんどん復讐に焦点を当てた重たい話になっていく、みたいな。表紙詐欺的な感じ。
主人公が機動隊員なのは、ただ自分が警察オタクだからってだけです。あと作中で立てこもり事件が発生しますが、現実世界での立てこもり事件で機動隊が出ることはほぼないので、そこだけ注釈しておきます。
ノートに書き殴ったプロット
PCでプロットを書けない病なので、全部自由帳みたいなものに書き殴っているんですが、途中で書き直したりする時にめちゃくちゃ効率悪いのでいつか病を克服したいです。
画像に写っているでっかくバツの書かれた部分は、みんな本文を執筆する段階になって没にした部分です。この後、別のページにプロット練り直してるので、本当に手書きをやめようと思いました……。
ちなみにPCはAmazonで2万円くらいで買ったやつです。小説書くだけならそんな高スペックじゃなくてもいいかなと思って買いましたが、Googleドキュメントの文字入力に遅延が発生するレベルのポンコツなのでおすすめはしません。
書籍化ライン10万字を超えるための組み立て方
わたしは映画を見てプロットを研究したり、有名作を分析する、みたいなことはやったことがないのであくまで長編書きたいんだけど書けない! って人に向けた話になるのですが……。
わたしはオーソドックスな起承転結の4分割方法でプロットを作っています。
で、字数によって承部分のイベント数を増やしたり減らしたりしています。
今回の10万字とちょっとの原稿だと、プロット段階でのイベントは3つでした。
12万字くらいなら承を4つか4.5くらい、TL系でありがちな15万字~なら6つくらいはイベント設定しておくと楽に字数満たせると思います。
ひとまず10万字の大台を超えて完結させられたら、長編を書くコツみたいなものが分かってくると思います。(わたしはまだ分かってないけど)
アルファポリス初連載、初コンテストを終えて
アドバイスってほどでもないですが、これからアルファポリスに進出しようと思っている方に向けて。
・24hポイントはめちゃくちゃ増減するし基準が分からないから気にする必要なし
・連載中に伸びなくても完結すると完結ブーストで急に伸びるので気にする必要なし
・コンテスト投票全然されなくても受賞できるので気にする必要なし(拙作は424位)
・全部書き上げてから予約投稿すると「伸びないから書くのやめようかな…」ってつらくなることがないのでおすすめ
正直、わたしの話はあんまりクオリティ高くなかったし、コンテストじゃなくて新人賞の公募に出したら一次通過もできなかったと思います。
でもアルファポリスでは受賞できたので、おそらく普段から小説読んでて、ちゃんとした文章が書ける時点で選考に残る可能性は高いのではと思います。カテゴリーエラーで選考対象外になってる作品も一定数ありそうだし。
とにかく物は試し! もしコンテスト受賞を目指している方がいたら、一緒に大賞とれるまで頑張りましょ~!!
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