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読了レポ:SFディストピア小説『幼年期の終わり』アーサー・C・クラーク著

12月12日に開催したさくら里BookCafe読書会の『現代経済学の直観的方法』読書会(👉レポート)で、参加した大学生が「高校時代に読んで気に入った本です」とか言って紹介したSF小説です。

表紙が格好いい!って期待して読みましたが・・・いやぁ、読むのが大変でしたぁ💦本格的な科学知識がベースになっていて、ストーリー展開が複雑。読むのに時間がかかった上に完全に理解できた自信がない・・・泣。

人類社会の構造的問題まで緻密に描き込まれていてディストピア小説みたい。SFながらリアリティがあって読み進めていくうちにドキドキしました。『現代経済学の直観的方法』で描かれていた資本主義の限界の向こうに待ち受ける人類の運命であるような気がしてきたからです。宇宙支配者オーバーマインド(この本のラスボス)が現れて人類を滅ぼす⁉️って・・・もしかしてリアル世界におけるオーバーマインドは”ガーファ”とかいう名前かも?(笑)

さくら里BookCafe読書会では、読書会の最後に本紹介のコーナーも設けています。

紹介本の選択には紹介者のメッセージが込められているような気がして、後でそのメッセージを読み解くが楽しいです。

さくら里BookCafe読書会