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仕事で英語でのコミュニケーションが必要になった②/発信#9

仕事で英語でのコミュニケーションが必要になった話、第二部です。
第一部をまだご覧になっていない方は、是非こちらからお読みください!


三部作のうちの第二部、はじまります!

⚪︎【再掲】この話の前提となる私の英語力

・2011年…300点台(大学1年)
・2013年…500点(大学3年)
・2017年…560点(大学院1年)
・2019年…600点(社会人1年目)
・2021年…750点(社会人3年目)

⚪︎ これまでの学習履歴

第一部では大学入学〜大学院までの学習履歴を振り返りました。
ここからは社会人編に突入です。

・社会人学習編①
〜周囲との圧倒的実力差〜

就職した時点での私のTOEICの点数は560点。
私が就職した会社では海外での仕事も多く、英語を使って海外で仕事をしたい、という同期も大勢います。
そんな会社なので、同期のTOEICの点数を聞いていると、700点台はゴロゴロ、800点台も結構な人数、900点台もちらほら…
自分と変わらない年代の仲間たちの実力を目の当たりにし、なんとも言えない劣等感、悔しさ、このままではいけないという感情が込み上げてきました。

ここでまた、ギアが一つ上がりました。

誰かに何かを言われた訳ではないのですが、「英語はできて当たり前」という環境に来てしまったのだな、一定のレベルの実力がないと、この人たちと一緒にフラットな関係性で仕事ができないんだろうなぁ、と感じる日々。
こんな感情になるぐらいなら、勉強しよう!苦手意識を払拭しよう!!

一念発起、「TOEICで730点以上(Bランク)」という明確な目標を掲げ、準備を始めました。

そして幸いにも、周囲にいるのは勤勉な同期たち。
英語学習に関しても、自分より経験豊富な同期がたくさんいます。
あるとき、通勤途中で同期に「英語勉強ってどうしてる?」と尋ねると、驚きの情報が。

「同期の⚪︎⚪︎くん、スタディサプリENGLISHのアプリ使って勉強してたら、600点台から800点台にスコアアップしたらしいよ」

今まで勉強してもスコアアップが難しかった自分(やり方がまずかっただけなのですが…)は、この情報にすぐ飛びつきました。
その日のうちに、スタディサプリENGLISH(通称スタサプ)のTOEIC対策専用12ヶ月プランを申し込みました。

これが自分にはドンピシャでした。
まず、アプリで学習できる点が素晴らしい。
当時はコロナ禍前で、毎日都内へ片道1時間かけて通勤するという日常が当たり前でした。
スマホで学習できるので、バスや電車の中でも容易に学習できます。
よほどの満員電車でない限り、学習できていました。
小テストをして、講義動画を見て、ディクテーション(英語で聞こえた音声を英語で文字おこしする)、シャドウィングして…等は通勤時間でバッチリできます。
当時はマスクの着用が日常的でなかったので、口パクでシャドウィングをしていては電車内で怪しまれてしまうので、渋谷駅での乗り換え時の移動時間5分ほどの時間にやったり、乗車中立っているときはドアの方に向かってパクパクやっていました。

そして重要なのが、TOEICに特化しているということ。
実際の問題に沿っているのでリスニングや長文読解の演習をしながら、語彙力や文法の力が身についていきます。
スピーディーに解答をするために重要なテクニック的なことも教えてもらえます。

スタサプでの学習を始める前は560点だったスコアが、学習を始めて半年以内には600点、1年後には725点、というように着実に伸びていきました。

体系的な学習方法って、すごいですね。
なんでもガムシャラに時間をかければ良いのではなく、何が目的なのかを明確にしたうえで、目的に沿った方法を選択することがどれだけ重要か、この約10年間で思い知りました

その後は会社が提供する別会社のTOEIC対策に特化した通信教育(アプリも紙のテキストもやってみました)で学習と実践演習を続け、2021年、社会人3年目にしてようやく、750点を取ることができたのでした。

ようやく730点以上だ!という喜びの中撮影したスクショ

・社会人学習編②
〜英語で会話できたらいいなぁ〜

TOEICでひとまずの目標の730点以上を取得し、英語への極度な苦手意識はなくなりました。
人間、欲は尽きないものです。
今度は「英語で会話したい、海外の人たちと一緒に仕事をしたい」という欲がわいてきました。

幸いにも、会社の通信教育が充実しており、スタディサプリENGLISHの英会話3ヶ月コースも用意されていたので、2022年から利用しました。

こちらも基本はアプリでの学習です。
私の場合はオンライン英会話のネイティブキャンプも利用できるプランを選択していたため、ここで初めてオンライン英会話を体験します。

講師は北マケドニア出身・在住で、当然日本語は話せません。
最初のレッスンはめちゃくちゃ緊張しました。
うまく聞き取れなくとも聞き返すことができず、なんとかノリで乗り切ったような、とても英会話学習とは言えない初回レッスンでした。
それでも、初めてのことにチャレンジして、なんとかできた!というポジティブな感情も生まれました。
何度かオンライン英会話を実践することで、英語で話すことの抵抗感は徐々に薄れていき、簡単な会話ならなんとか聞き取れる、自分の意見を単語を組み合わせて(文法はぐちゃぐちゃ)伝えることができるという自信も生まれてきました。

・社会人学習編外伝
〜日本語が伝わらない場所で英語を話す〜

以上、THE•お勉強な学習履歴を書いてきました。
ここからはちょっとテイストが異なる学習です。
昨年2023年12月、ラオスのルアンパバーンという地域へ8日間ほど旅行へ行ってきました。

前述の「英語で会話できたらいいなぁ」という思いの延長線上に、海外旅行へ難なく行けるようになりたいという欲もありました。
そのための実践演習として、ルアンパバーンへ行くことにしたのでした。

「なぜラオスのルアンパバーンで英語の実践演習?」

英語の実践演習の場にふさわしいのでは!?と考えた理由の部分を、以下記事から引用しておきました。
(その他にもいろーんな理由があり、ルアンパバーンへ行ってきました)

私も妻も英語の勉強はしているものの、英会話はあまり得意ではありません。
だからこそ日本語が使えず、英語を使わなければならない環境に身を置いて実践してみたいという気持ちがありました。
ただ、英語が第一言語の国では聞き取りが難しそう…という漠然とした不安がありました。
ルアンパバーンは欧米の方々に人気なので、英語が話せる現地の方も多くいらっしゃいます。
英語でのコミュニケーションを実践する地として、最適だと感じていました。

「ラオス ルアンパバーン旅行のきっかけ/発信#4」の記事より引用

この実践演習は、狙い通りバシッと決まりました
飛行機搭乗中に満腹で機内食が必要ないとき、入国審査で何を聞かれてるか分からず聞き返すとき、ホテルでチェックインをするとき…
海外旅行は英語でしゃべらなければ、何も始まりません。
文法がめちゃくちゃでも発音が悪くても、とにかく話す。これしかないんです。

そして、案外伝わる・なんとかなってしまう。
日常生活や旅行で最低限必要な単語を、”Can you 〜”や”I want to 〜”といった簡単な文章にくっつけることで、なんとか伝えることができてしまうのです。

そしてありがたいことに、自分も相手も英語が第一言語ではないことから、お互いに歩み寄って意思疎通を図るような、そんな雰囲気があったのでなおさらしゃべりやすかった。

さらに、しゃべる→伝わる→楽しい→新しい言い回し覚えたい→しゃべる→伝わる…
こんな感じで成功体験の連鎖がつながっていきます。

こうして、英語で話すことへのハードルはグッと下がっていきました。
そして、「今まで英語の勉強続けてきてよかった!」と心から思うことができたのでした。

⚪︎次回!ついに英語でのミーティング!

ようやく、現在に戻ってきました。ここで次回予告です。
(遊戯王デュエルモンスターズが分かる方は、是非脳内で次回予告のBGMを流しながら以下の文章をお読みください)

これまでいろいろな形で英語学習を続けてきたさくらばー。
ついに仕事で全編英語のミーティングに臨むことに。

その結果はいかに!
お願い、なんとかミーティングを成功させて!今までの努力を、無駄にしないで!

次回、仕事で英語のコミュニケーションが必要になった、第三部、最終回!

「さくらばー死す」

デュエルスタンバイ!!!

出典: https://natalie.mu/comic/gallery/news/529722/2085892?_gl=1*4kmw7x*_ga*MjA4NTM3ODcyMC4xNzA2NzEyMTAy*_ga_Y7LQ4S8GZR*MTcwNjc4OTAxMC4xLjEuMTcwNjc4OTAxMC4wLjAuMA..

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