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noteはじめました

初めまして、さくさくと申します。

noteは、以前友人が記事を投稿していた時にフォローしたくて自分も登録し、見る専門で使っていました。

友人が投稿しなくなってからは、ほぼ放ったらかしで、雑草が生えていたアカウントでしたが、自分でも何かを発信してみたいと思い、雑草を刈り取って初めての記事を書いています。

せっかくなので自己紹介も兼ねて、私が小説を書きたくなった経緯をお話しましょう。

思えば、こうしてネット上に何かを投稿するのは15~20年ぶりくらいになります。

ネットへの書き込みを精力的にしていた当時は、自分でHPを作成して公開していました。HPは三つ持っており、「ホームページビルダー」というソフトを使って作っていました。

1つ目は自分のプライベート用で、日記や、訪問者とやり取りできるレンタル掲示板が付いているもの。

2つ目は自分の創作物を宣伝・販売するための通販機能が付いたもの。

3つ目は高校の時の仲良しグループで集まれる用のレンタルチャットが付いたもの(入室するためのパスワード設定も自分でプログラムした記憶があります)。

それらを更新し運用していましたが、日々の暮らしが忙しくなったのと、これらのHPのために借りていたレンタルサーバーのサービスが終了してしまい、数年後にはやむを得ずどのサイトも閉じました。

先ほど書いた2つ目のHPで販売していたのは、自費出版した漫画本や便箋、チラシ等で、当時は漫画を描いていました。

ですが、HPの運営に時間をとられてしまったこともあり、肝心の創作時間が短くなって「自分はいったい何をしているのか…」と本末転倒な状況に気付いて閉鎖した、という面もありました。

それからしばらくは会社勤めに全力を尽くしていたため創作自体もおこなっておらず、創作しても出版社に提出するだけで、自分でネット等に発表するのは避けていました。

ですが今から5年ほど前、私が会社で申請した「申請書」を見た他部署の同僚が私に言いました。

「さくさくさんの申請書は文章が分かりやすいから、自分みたいに何も分かってない者でもよく理解できる」

長文でダラダラと書いてしまう癖があり、文章が分かりにくいと言われることの多かった私は、その時1つ目のHPで日記を書いていた時の楽しさを思い出しました。

自分が書いた物を何度も読み返したくなり、その状況が楽しくて仕方ない感じ。他のことをしていても、自分が書いた文章を思い出し、それを読んだ人がどんな感想をもつのかを想像してワクワクする気持ち。

確かに、その申請書を提出した時も、他部署の人にどう伝わるのか、申請内容を思い返してワクワクした気持ちでいました。

自分の書いた文章が可愛くて仕方がない、とお恥ずかしながら親バカのようですが、その状況を、自分で好きな時に作り出して味わいたくなったのです。

きっと、何かを創作したいという願望が、自分には根っから染みついているのでしょう。

それまでは漫画でしか自分の書きたいものは書けない、文章は漫画が書けなくなった時の最後の手段、と生意気な考えを持っていたのですが、文章で何かを制作してみたいと思いました。そこでようやく「小説を書いてみよう!」というところにたどり着きました。

初めて書いた小説は、昨年、とある出版社の新人賞に応募しましたが、見事に一次選考落選で、自分が思っていたよりも難しいということが分かりました。いつでも書ける最終手段だと思っていた自分が愚かでした。

そして現在は「小説を書きたい。新人賞で受賞できるようなものを」と、日々、小説や小説の書き方のような本を読み漁る毎日です。小説は奥が深い、学び甲斐がありそう、というのが今の感覚です。

人の心を動かし、涙を流させるようなエンターテインメント小説が書ける日が来るのを夢見て、コツコツ楽しみたいです。

このnoteでは短編小説も発表していけたらと思っています。修行の場にしたいです。

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