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おめでとう60周年、ありがとう『ぐりとぐら』

こんにちは。

たとえばこんなコールアンドレスポンスがあるとしたら。

「ぼくらのなまえは ぐりとぐら このよでいちばん好きなのは」

Say !

「おりょうりすることたべること ぐりぐら ぐりぐら!」

と即答できるくらい大好きな絵本『ぐりとぐら』。なんと60周年ですって!

これはおめでとう。ありがとう。
というわけで今回はあの可愛いのねずみのお話です。

我が家の宝物絵本

娘たちが中高生の今尚大切な絵本です

もはや我が家の殿堂入りというべき存在である『ぐりとぐら』。誕生60周年を迎えるということは、きっと読んだことがある人はきっと物凄く多いはず。

白い背景で妹の山脇百合子さんが描くのは、手書きのタッチがやわらかくてあたたかい世界。たまごが大きくてびっくりするところが好き。ぐりぐらのあのテンポがいい。もう、絵本からカステラの香りがするくらい大興奮の美味しそうなラストシーン。おなかがいっぱいになるって、しかもみんな一緒に食べるってこんなに幸せなことなんだと何度読んでも笑顔になる嬉しくなる作品ですね。


この絵本も、読んだ時間もずっとずっと宝物です。



そうだカステラ作ってみよう

さあつくらなきゃ。

久しぶりに『ぐりとぐら』を読んだらお腹が鳴りました。よしと腕をまくり、早速フライパンを出して作ってみました。うちはオーブンが無いからフライパンは助かります。

たまごは4個
バターを30グラム
小麦粉を100グラム
さとうは100グラムだけど減らして90グラム
絵本にあるように牛乳も少し足します

砂糖と卵白をブレンダーで泡立てて
つのが立ったら
バター、卵黄、小麦粉をイン!
まぜてまぜて焦げないように、とにかく弱火で焼きますよ。


うんいい感じ。


「さあできたころだぞ」

「やあ、おいしそう!」

直径26センチのフライパンに出来上がったのは、あのカステラ。部屋に立ち込めるいい香りに、動物たちが鼻を動かしながら集まってくるのも納得です。
あたたかくて、美味しいおやつが出来上がりました。これはほっぺたが落ちるオススメおやつです。


そして、エッセイも読みました

満腹で幸せな気持ちで、そのあと読んだのは作者中川李枝子さんのエッセイ『本と子どもがおしえてくれたこと』です。

これまでの生いたちから貴重な制作エピソードまでが網羅された一冊。そうかそれでカステラか。『ぐりぐらぐりぐら』はそれでテンポがいいのか、等なるほどが満載でした。

数多くの本を読み、保育にも携われた中川李枝子さんにしか表現できない優しい言葉にますます作品をずっと愛したいなと感じました。

『いやいやえん』も何度も読んだ大切な一冊。小学1年生の国語の教科書にある『くじらぐも』も日本中の子どもたちが劇で表現したり、長く親しまれています。

誕生60周年のこの機会に、素晴らしい作品に久しぶりに触れることができました。中川李枝子さん姉妹が届けた宝物が、これからもずっと愛されますように。




お読みいただきありがとうございました。






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