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プレスリリースなんて見ません。

はじめてnoteを書くので何の話をしようかと思っていましたが、初投稿の今回はよく聞かれるプレスリリースの話をしようと思います。

僕がPR、広報宣伝のプレイヤーで他の人と決定的に違うのは、東京のキー局のテレビマンという『プレスリリースを受け取る側』であり『取材側』であるのと同時に、ハウステンボスというテーマパークで『プレスリリースを書く側』であり『取材を受ける側』という、どちらも経験しているという点です。ですから、どちらの求めるものも、気持ちも理解しているつもりです。それをいかして、今、活動をしています。

ですので、企業の広報さんや宣伝さんからプレスリリースの書き方をよく聞かれますが、安心してください。。。正直、ちゃんと見てる人はいません。真面目な話。多い時は1日にメールとFAXで何十通ものプレスリリースが手元に届きます。テレビマンはそれだけをやっているわけではないので、流し見しかしないんですね。営業案件は、局の営業さんが「ちょっとたのみがあるんだけどさぁ~」と持ってくるので、嫌でも目には止まります。
でもそのほとんどが、営業案件とは違うリリースだと思います。しかし、企業側からしたら、「とにかくメディアの目に留まって取材をGETしたい!」という気持ちだと思います。しかし、メディアの人はちゃんと見ない…どうするのか?

1つだけ極意を。
それは『デカくてインパクトのあるタイトルと1枚の目立つ写真』です。
流し見しかしない、と言いましたが、ちらっと見た時に「なんだこれ!?」と思わせるのが大事なんです。なので、小さい細かーいタイトルではなく、
短くてインパクトのあるタイトルをドーン!そして、わかりやすいこちらもインパクトのある写真を大きくドーン。これだけでだいぶ違うんですよ。
未だにFAXで受けるメディアもあったり、メールで来たものをプリントして、それを番組内で回覧したりと紙で回されることもあるので、なおのことこの辺は大事なんですね。
タイトルのつけ方、写真の選別の仕方、他のポイントが知りたい方は、個別にご相談ください(笑)



さて写真は、「出没!アド街ック天国」でハウステンボスを取り上げていただいた際のスタジオです。当初は、「ハウステンボス」単体ではなくて、「佐世保・ハウステンボス」の企画でした。その一報をディレクターさんから頂いた時に、「大丈夫です。60分、いやそれ以上埋められるネタがハウステンボスにあるんで、ハウステンボス一本でいかせてください!」と直談判。
担当の制作会社ハウフルスの岡田Dも上を説得頂いて(本当に感謝)、晴れてハウステンボスのみの特集となりました。
そう、口だけではなく、ディレクターさんが「これなら60分いけるぞ」と安心する説得材料を揃えるのもPRのお仕事。大変だったけど楽しい経験でした。


そんなこんなで、これまで経験してきた、映像からイベント、テーマパーク運営、テレビの裏側、プロモーション、ブランディングの仕方、地方創生などなどを、少しずつですが書いていこうと思います。
note初心者ですが、よろしくお願いします。

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