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最高の結婚生活!!…のはずだったのに…【1】想定外の姑


最初からわかっていたのだ…


結婚するって両親に

話した時に

両親は、言っていた

あの姑は、一筋縄ではいかないぞ!

そしてタケシ君は、

おまえの味方には、ならないぞ!

と、父がはっきり言っていた

大丈夫なのか?

ちゃんとやっていけるのか?

とはっきり念を押されたのだ


あ~あのとき、親の言うことを

聞いておけばよかった


タケシは、イケメンでスタイルも良く、

いわゆる今どきのかっこいい男…

高学歴、スポーツもできて、会話も如才ない


女子は、一目で気に入るタイプ

私も例外ではなかった


そんなタケシが


私を選んでくれたのだ


そりゃ、離したくないでしょ…誰だって…


思えば、タケシが

付き合ってきた女性は、数しれないらしい。


いよいよ結婚かなというところで

いつもダメになってたらしいのだ。


私は、それを自分なりに良く解釈して


タケシの両親が初めて認めた結婚相手がわたしなのよ~

って、みんなに叫びたい気持ちでいっぱいだった。



要するに、私の両親は、人を見る目があったってこと。

さすがだわ…

…って、言ってる場合じゃない。

今頃気がついた私

もう、遅い!


世間一般言われている嫁姑問題は、

それなりに私だって覚悟していた。

でも、うまくやっていける自信があった。


なんせ、私は、自分で言うのもなんだが、

よく気が付くし要領もいいので可愛がられる自信があったのだ。


だから、反対されたときは、逆に意欲が湧いたのだ。


なまじ、自分に自信が


あったばっかりに…


あの姑と夫は、世間一般の親子関係とは違う。



思えば、それは、新婚旅行から

始まった。


タケシが誰かに電話をしている

聞いていると、


「それと…

俺のお気に入りのパンツはどこ?」


えっ、わたしは、耳を疑った

母親にパンツをどこに入れたか

きいている?

わざわざ、海外から電話するか!?

なおも耳を傾けていると、

「うん、だから、あれ入れておいてって

言っただろ!」

「いいよ、もう仕方ないから

がまんするから!」


ええぇぇー


信じられない!


まあまあ…落ち着け


今まで、実家暮らしなんだから

そういうこともあるわ!


わたしは、自分で自分を

納得させ

新婚旅行を楽しんだのだ

なんせ、タケシは、かっこいい


ん~しあわせ~


って思ったのは、ここまで……



あー楽しいはずの新婚旅行が……

。。。

いやいや、心配なのは、これからだ!!


結婚生活大丈夫なのか!!   【2】につづく

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