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国内旅行業務取扱管理者:令和元年 試験問題解説

さくらやです。

この『分かりやすい旅行業務取扱管理者』では旅行業務取扱管理者という資格を取るのに必要な知識を解説しています。

今回からは国内旅行業務取扱管理者の過去問の解説をしていきます。過去問は全国旅行業協会にて5年分掲載しています。

http://www.anta.or.jp/exam/shiken/kakomon.html

この記事を読む前に『分かりやすい旅行業務取扱管理者』を読むことをオススメします。業法・約款・運賃・料金をマガジンで解説しているのでよろしければどうぞ。

https://note.com/sakuraya_travel/magazines

①旅行業法及びこれに基づく命令

(1) 次の記述のうち、法第1条「目的」に定められているものはどれか。

ア.旅行業等を営む者の業務の適正な運営の確保
イ.旅行業等を営む者を通じた訪日外国人旅行者の誘致と観光立国の促進
ウ.旅行業等を営む者を通じた地方創生と国民経済の発展
エ.旅行業等を営む者が組織する団体の活性化による国際親善の促進

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答えは「ア」です。

旅行業法の目的は
1.取引の公正の維持(旅行業者は登録制)
2.旅行の安全の確保(旅行業者の適正な運営の確保)
3.旅行者の利便の増進(研修などの旅行業者団体の活動の促進)
この3つです。


(2) 報酬を得て、次の行為を事業として行う場合、旅行業の登録を受けなければならないものはどれか。

ア.町内会が、徒歩での日帰り紅葉ハイキングを実施し、昼食のためにレストランを手配する行為
イ.観光案内所が、旅行者からの依頼を受け、他人の経営する貸切バスを手配する行為
ウ.イベント事業者が、外国の法令に準拠して外国において旅行業を営む者からの依頼を受け、他人の経営する旅館を手配する行為
エ.人材派遣会社が、旅行業者からの依頼を受け、全国通訳案内士又は地域通訳案内士を派遣する行為

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