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分かりやすい旅行実務⑨『回数券・団体乗車券』

さくらやです。

この『分かりやすい旅行業務取扱管理者』では旅行業務取扱管理者という資格を取るのに必要な知識を解説しています。

国内旅行業務取扱管理者では『旅行業法』『旅行業約款』『国内実務(運賃計算・観光地理)』の3科目それぞれで60点以上取る必要があります。

今回は回数券と団体乗車券についてです。この項目も時々過去問に出ていました。

①普通回数乗車券

普通回数乗車券は片道の営業キロが200km以内の各駅相互間を乗車する場合に発売します。
発売額は大人片道普通旅客運賃を10倍にした額です。
回数券は11枚つづりになっています。

〇利用条件
・有効期間は3ヵ月
・途中下車、乗車区間変更は不可
・大人用1枚でこども2名まで利用可能

〇払い戻し
・未使用券片は使用後でも有効期間内であれば払い戻し可能
・発売額から使用した分の合計額と220円を差し引いた額を払い戻す

②新幹線回数乗車券

一部を除いて通年利用可能です。
6枚つづりになっており、金額は設定区間によって異なります。

〇利用条件
・有効期間は3ヵ月
・途中下車は不可
・乗継割引はなし
・出発前に限り指定席への変更可能
・大人用でこども2人の利用は出来ない
・設定区間のどちらの方向からでも利用可能

〇払い戻し
全券未使用に限り、有効期間内であれば払い戻し可能。手数料は220円。

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