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分かりやすい旅行実務⑫『フェリー』

さくらやです。

この『分かりやすい旅行業務取扱管理者』では旅行業務取扱管理者という資格を取るのに必要な知識を解説しています。

国内旅行業務取扱管理者では『旅行業法』『旅行業約款』『国内実務(運賃計算・観光地理)』の3科目それぞれで60点以上取る必要があります。

今回はフェリーです。JRやバスよりも計算は少ないので、基本的にはポイントを覚える感じになります。

①運賃・料金の種類

〇運賃
・普通運賃…基本的には2等・1等・特等で対キロ制
・団体旅客運賃…一般団体と学生団体
・手荷物・小荷物運賃…手回り品(受託しない手荷物)は20kgまで無料
自動車航送運賃…車の長さが3m未満から1mを増すごとに設定、運転者1人分の2等運賃を含む
・特殊手荷物運賃…自動二輪車・原動機付自転車・自動車など

〇料金
・特急・急行料金
・特別個室使用料金…2等・1等・特等以外の特別船室に適用
・座席指定料金
・寝台料金
・船室貸切料金…船室定員未満の人員で船室を専用する場合の料金
・手回り品料金

②年齢区分

大人…小学生を除く12歳以上
・小児…12歳未満及び12歳以上の小学生

③小児の運賃・料金

金額は大人の半額です。10円未満は四捨五入して10円単位にします。

④大人に同伴する小児の無料扱い

1歳以上で小学校に修学していない小児…大人1人につき1人が無料
・1歳未満の小児…無料
※指定制の座席又は寝台を小児1人で使用する場合、団体旅行の場合は小児の運賃・料金が必要

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