分かりやすい旅行実務(番外編④)『運賃・料金の計算問題集』
運賃・料金がひと段落したので、実際の試験問題をまとめました。
今まで過去問をまとめてなかったので実際はどんな感じになるのかを見ていただきたいです。今回は9問あります。
計算をする前に事前知識が必要になりますので、まずはこちらをご覧ください。
問題1
次の経路による行程で大人1人が乗車するとき、新幹線の特急料金の額について、資料に基づき、 正しいものを選びなさい。
※現在座席指定料は530円ですが、当時座席指定料は520円です。
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答えは「イ」です。
東海道・山陽新幹線の乗り継ぎです。
11月11日は浜松駅~名古屋駅間は「ひかり」の自由席、名古屋駅~岡山駅間は「のぞみ」の普通車指定席です。
まず自由席と指定席を乗り継ぐ際は全区間指定席の料金で計算します。また、「のぞみ」の指定席は「こだま・ひかり」よりも高いので差額が必要です。
最初に「こだま・ひかり」の料金表で浜松駅~岡山駅間の料金を求めます。
→5,060円
次に名古屋駅~岡山駅間の「ひかり」と「のぞみ」の差額を足します。
→5,030円―4,610円
また、普通車指定席に乗車していて、閑散期なので200円引きます。
11月12日の分は自由席なので普通車指定席の料金から座席指定料520円引きます。
問題2
大人1人、7歳の小学生1人、5歳の幼児1人が、3つの席を使用して特急列車の普通車指定席を利用する場合において、乗車に必要となる運賃及び料金に関する次の記述のうち、正しいものを選びなさい。
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