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読書はこの上ない贅沢な時間

本の中に自分の気持ちを沈めるとまるで自分がその場所にいるような錯覚に陥ります。

今までに行ったことはない場所にいることを想像できるだけではなく、過去へも未来へも自由に行き来ができる空間をくれるのが読書。

主人公たちの会話の中にいて「それはダメでしょう」とか「すごいね〜」なんて言葉を投げかけてしまいたくなるのはいつものことですが、たとえフィクションであるにしても私がまったく知らなかったことが溢れていてワクワクします。

残念ながらこの読書という行為が少しずつ片隅に追いやられていて人々の手の中には本ではなくて画面。それも、どこかの誰かが何かをしている画面が少なくありません。

情報を手に入れるという点ではとても役に立つスマートフォンですが、その情報を私たちはどこまで必要としているかを判断する機能はスマートフォンは持ち合わせていません。

一つ間違えば企業の戦略にのらされて必要のない商品を購入したり、虚偽の情報に振り回されたり、人のことばかり気になる生活になったり、と考え込んでくれる人が増えたらいいなぁと思います。

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