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噂のコスパ鰻、初めて鰻の成瀬に行ってきた。


噂のコスパ鰻

上の記事にもあるように、今まで高いか安いかの価格しかなかった鰻市場に目をつけたフランチャイズビジネスインキュベーション(株)の山本昌弘代表取締役社長が展開したメニューのシンプルな鰻重のお店。

同チェーンを運営するフランチャイズビジネスインキュベーション(株)の山本昌弘代表取締役社長は雑誌の取材で、成功要因をこう語っている。

「ウナギ専門店の市場は客単価5000円前後の老舗ウナギ店と、ワン
コインでうな丼を提供するチェーン店にはっきり分かれており、その中間ゾーンがぽっかりと空いています。そこを突くべく客単価2500円を設定しました」(『月刊食堂 2024年5月号』より引用)

「ウナギ、なぜ安い?」いきなり急増「鰻の成瀬」に専門家が警告…安さの《カラクリ》と味の《落とし穴》

この記事、ビジネス的成功の理由がシンプルに書かれていると思いました。

「ウナギは蒲焼きに加工された状態で各店に運ばれ、あとは独自開発のウナギ焼き機を使うことで、ボタンひとつで蒸しと焼き調理が行われます。そのため、職人を置く必要はなく、アルバイトスタッフだけで営業できてしまうので、人件費が抑えられます。

また、フランチャイズ店舗においては、居抜き物件を推奨するなど、3等地戦略で家賃比率を抑えているのもポイントです。タピオカなど一過性のブームに頼った食品と違い、ウナギは流行り廃りのない目的来店型の商材。そのため駅前や繁華街の1等地でなくとも、集客できるというわけです」

「ウナギ、なぜ安い?」いきなり急増「鰻の成瀬」に専門家が警告…安さの《カラクリ》と味の《落とし穴》


コストを抑えて、抑えたなりにできる限りのものを提供するような感じかな。

記事の最後には、クオリティの低さが危惧される文があるけれど正直チェーン店で出てくるものって普通に美味しいですよね。
客層が納得できるだけの価格に対してのクオリティではあるのでは??

一度行ってみたいなあ〜とこの記事の話を聞いてから思っていました。

ちなみに鰻は元から大好きで、高いお店、そこそこのお店、その辺のスーパーでの鰻、ふるさと納税などで貰えるような冷凍鰻などを食べた経験があります。
今のところ、お店で食べる鰻>>スーパー、冷凍というのは揺るがないのですが、中価格コスパ鰻はどうなのか???という所で、1番近くにある店舗に行くことに。

そして頼んだのは、松

メニューは至ってシンプルで、松竹梅の3種類。値段も大中小で1600.2200.2600。

お品書き。
飲み物もシンプル。
ちなみに冷たいお茶も出てくる。

ご飯の大盛りは+100円。

この場合だと竹を選ぶ人が多いらしいけど(ゴルディロックス効果というらしい)、折角なのでがっつり食べたい!ということで松を選ぶことに。

2600円の松。

中価格のコスパ鰻を食べた感想

「あ、これで2600円ならいけるわ。」

これが最初の感想。
2600円なりのお店の鰻だ。
※個人の感想です

食べログの感想には生臭いなどの意見もあり、それなら山椒で臭みを消せるかな〜どんなものかな〜などと思ったけど、正直生臭さはなかった。
(Yahoo! JAPANの記事にもあるようにアルバイトの店員が焼いているので、店や人にもよるのかもしれないけど)

大きな鰻が3枚入って、少食の私には満足感のある量で、2600円。アリだ。アリよりのアリ。
男性など足りない人などはご飯大盛りにもできるし、松を2つ頼んでもお店で食べる鰻1つなんだから心理的満足感も充分。

これは良い。

メニューもシンプルで迷わずに済むし。シンプルイズベストとはこのことか。

まとめ

ビジネスモデルとしても興味があったので、今回成瀬に行ってきましたが、普通に満足度が高かったです。

鰻良し。メニューよし。客層接客△。(最初に通されたテーブルにタレのこぼれた汚れがあったり、隣の席で注文を間違えていたり等。でも人的に悪いわけではなくて、慣れてないだけだったかも)

ただ人件費を削減しているので当たり前と言えば当たり前クオリティかもしれない。低価格がこれらを納得させてくれる。

もちろん高い鰻屋じゃなきゃ得られないものはあると思うけど、普通にまた行きたい。そんなお店でしたー。

おしまい。

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