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型染の技法~摺り染

ツバメ堂が作品を制作したりワークショップなどでお伝えしている

摺り染というものについて解説します。

簡単に言ってしまうと

①柄をつけたい素材の上に型を置いて

②その上から刷毛で顔料を置いて

③型をはずすと柄がついている

という、きわめてシンプルな技法です。

以下は例としてツバメの型を使って、小さい布に柄をつけてみます。

使う主な材料はこの三つです。

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それでは小さい布にツバメを飛ばしてみましょう。

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布の柄をつけたいところに型を置きます。(セロテープでとめることもあります)

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摺り込み刷毛に顔料を少しつけます。(たっぷりつけると失敗のもと)

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型の上から刷毛で慎重に色を置いてゆきます。

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色を入れている途中

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柄をひとつ付けられました(グラデーションも入れています)

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さらに別の場所にも同じように柄をつけます

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ひとつの型で布に鳥が飛んでいる絵を作れました


こちらのシャツも、同じ方法で制作しました。同じ形のツバメを全体に飛ばしています。このツバメシャツは人気がありまして、個別に制作をご依頼頂いてお作りしたりしています。

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シャツについては、こちらの記事もご参照ください。https://zbame.jp/surizomeshirt/

シンプルな技法ですが、型のデザイン、色、配置によって、バリエーションを作れていくらでもオリジナリティを出す事が出来ます。

ご興味がありましたら、ワークショップで体験してみてください。

※2020年8月現在、ワークショップはお休みしております。再開の時にはSNSなどでお知らせ致します。

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