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平均寿命80歳というのは何歳で死んだか分かった人の話。年齢不明の死者は多い^^;

日本では毎年8000人の無縁仏が出る。

行方不明者が、届け出があっただけで年に8万人。ほとんど見つからない。

届け出がない行方不明者がどれだけいるかは不明(注1)

注1:例えば私が今日から行方をくらませても、誰も警察に届けたりしません。
 家族と暮らしていない人は何千万人もいる。また家族がいても、それが離婚寸前の夫や、いつ家出してもおかしくない成人だったら、家族は届けないでしょう。つまり警察に捜索を依頼するのでなければ届けないのです。

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死亡時年齢不明どころか、生死不明の人が日本には数十万~数百万人もいるのです。驚くべきことに、日本の人口は不明です^^;

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さて、公式には日本人死亡者数は年に130万人ほどです。

死亡確認されていないけれど死んだと考えた方がいい人は、さらに10万人ぐらいいそうです。テレビドラマと違って、人間の死体なんてそうそうは見つからない。海や山で遭難した人の死体が見つかるのはレアだということからわかるように、自殺者の死体の多くは見つからないでしょう。

 また、日本人が日本国内で死ぬとは限らない。海外では死体が見つからない場所はいくらでもあるし、死んだ時に身分証明書を持っていなければ、日本人だとすらわからない。
 また先進国以外では、死体が見つかっても何とも思わない国も多い。

 さらに、日本の国境管理では、出国した人間が帰国したかどうかなど気にしない。
 2018年の出国者は1900万人だが、その内の何人が帰国したかは不明です。調べればわかるでしょうが、役所はそんな膨大な手間のかかることをわざわざやったりしません。

しかるに、おそらくは死亡者の1割ぐらいは死亡時年齢はわからないのです。そして状況からして、「平均寿命」よりはかなり若くして死んだはず。

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つまり、人生80年が当たり前だとは思わないほうが良いです。

残りの1割に入ることも想定したほうが良い。特に「生きるための努力をしない人」はそちら側に入る可能性が高い。それが悪いと言う気はないですが、そちらを選ぶならば覚悟は必要です^^;

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