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奨学金って負担ですか?:心配することはない。学のある人は最初の20年間に1億稼ぐ

 500万ぐらいの借金など誤差です^^

 奨学金は借金だから嫌だといういう人もいます。でも、学生に低利(往々にして無利子)・無担保で数百万円も貸してくれる人なんて、めったにいない。親ぐらいのものです。

 これを借りられるなんて大チャンスです。

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 私は育英会から300万円ぐらい借りました。たしかに社会人1年生で300万円はビビるでしょう。

 でも10年で返せます。私は更に前倒しで返しました。早めに返すと1割ほど割引になるのです。なんてラッキーな^^

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 「借金が返せなかったらどうなるか」と心配する人もいるでしょう。たしかに返せない人はいるでしょうね。
 でもどのみち、たかだか数百万円の金を返せないようでは、人生はもう終わったも同然です。そういう人は奨学金を貰おうと貰うまいと一生を貧困のまま終えるでしょう。心配しても始まらない。

 典型的な日本人の生涯賃金は2億円もある。いわゆる「いい大学」を出て「いい会社」に就職すれば3億円だ。その気になれば、大半の人は返せるのです。リスクは十分に低い。
 リターンは「20歳前後の貴重な時間」だ。これを時給1000円のアルバイトに費やすなど、馬鹿げています。金を借りて勉強した方が、遥かに得です。

 賭ける価値は十分にあります。

 そして多くの人は、どのみち30代になればだと、その10倍ぐらいの借金をします。奨学金ごときでビビっているようでは生きていけませんよ^^;

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おまけ

 こういう言い方をしてもいいでしょう。

 仮に借金なしで社会に出たところで、人生は十分にリスキーです。

 仕事が性に合わずに辞めるハメになるかもしれないし、心身を壊して働けなくなるかもしれない。
 会社は倒産するものだし、昇給も賞与も退職金もあるとは限らない。
 自分がそうならなくても、結婚相手や子供や親がそうなるかもしれない。

 結婚で失敗する人は多いし、人生に絶望して自殺するかもしれない。自分が健康でも家族が重い病気や事故に遭えば、膨大な医療費がかかる。

 人生においては、突発的に数千万円の収入減・支出増が派生するのは珍しくもなんともないです(注1)。ちなみに子供を一人育てるには3千万円かかると言われています。「あ、できちゃった!」で3千万円です^^

 また、親が倒れて介護が必要になったら、夫婦のどちらかは働けなくなる。世帯収入は半減し、典型的には数千万円の経済的損失が発生します。(注2)

注1:一例として、日本の独身男性の平均寿命は今日現在でも66歳にすぎない。80歳まで生きられるのは、妻や子供が手厚く看護してくれる場合だけなのです^^;

 つまり定年が65歳だとしたら、二人に一人は定年前に死にます。退職金も年金ももらえません。典型的なケースでは5千万以上の収入減になるでしょう。
注2:例えば年収300万円の夫が10年間の介護をすれば、3千万円の収入減です。

 気楽で安穏とした人生なんて無いです。波乱万丈ヒヤヒヤものです。

 そこに数百万円の借金が加わったところで、オーバーオールのリスクは大して変わりはしません。だったら積極的に攻めの姿勢を取った方がいいと、少なくとも私は思いますね。その戦略のほうが勝ち目は高いです^^
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