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日本人の賃金は下がったのか?:下がったのは日本人男性の賃金です。

 この30年ほどで、どうやら女性の稼ぎは増えたらしい。共働きが増えたから別に驚くような話じゃない。むしろ下がるほうが不思議だ。

 一方、多くの仕事が女性に取られたので、男性の賃金は下がったようです。労働報酬は原則的に需要と供給のバランスで決まるし、競争が激しくなれば下がるのが当然。これも驚くような話ではない。

 また、それでも依然として女性の賃金は男性よりも低いので、男女総合の平均値は下がったようです。すなわち女性は小さく上がって、男性が大きく下がりました。
 これが「日本人の賃金は下がった」の意味です。

 つまり、バブル崩壊までが異常だったのです。日本は世界有数の女性蔑視社会であり、日本男性は特権に守られていた。
 特に、官僚、医療、金融、マスコミ、エネルギーなどの「おいしい」仕事は男性が占有していて、既得権でボロ儲けだった。自動車を典型とする巨大メーカーもそうですね。

 その「おいしいカラクリ」が崩れたのです。

 でも男性諸氏も案ずることはない。
 女性に隷属するという道がある^^;
 
1980年代まで女性がそうしていたように、「一家の主」に仕えて暮せば良いのです。男女の役割が交代するだけだ。代わりばんこです^^


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