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人はわかりやすい目標に飛びつく。精神的負荷が小さいからだ。

 人は良くも悪くもわかりやすい目標に飛びつく傾向がある。
 例えばコロナによる被害・損失ではなく 、感染者数ですらなく、PCR 陽性者の数を議論するのが好きだ。
 さらに簡単なのはマスクをつけているか、つけていないか。これは一目瞭然で非常にわかりやすい。
 またワクチン接種率も大好きだ。とてもわかりやすい。

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 そして環境問題では、「人類の幸福」とか曖昧なものではなくて、地球の平均気温に飛びついた。温度はわかりやすい。
 しかし実際には平均気温を測るの非常に難しい。海上には固定測定点がないからだ。
 だから今度は二酸化炭素に飛びついた。これならば簡単に測定できる
 さらには電気自動車に飛びついた。
 また風力発電や太陽光発電にも飛びついた。あれは存在しているかどうかが、写真を見ればすぐに分かるからだ。

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 具体的でわかりやすい目標を設定すること自体は、非常に望ましい。
 ただし、これには誰しも陥る罠がある。本来の目的を見失なうのだ。

 今日現在あらゆる分野で、この弊害が顕著に表れている。

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おまけ

他にも、多くの事例があります。

健康と美容ー>ダイエットー>体重を減らせ
政治ー>支持率アップ
発明ー>特許出願件数
労働ー>会社にいる時間
改善活動ー>提案数
Twitterー>フォロワー数、いいね数
Youtubeー>再生回数
研究ー>論文数
交通安全ー>違反者検挙数
知的能力ー>学力ー>偏差値
幸福の追求ー>金
幸福な人生ー>長寿ー>延命処置

なんか、そんな例ばかりで、うんざりしてきました^^;



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