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会社が儲かっても給料は増えない:だからこそ赤字でももらえる。

これ、私も勘違いしていました。「会社は社員のもの」という幻想を植え込まれましたからw。

企業は株主のものです。従業員は、労働力を売って対価として給与を得ている。会社の利益を分配されているのではない。利益は株主のものです。

だから企業が利益を得たときに、「給与に反映させないで内部留保するのはけしからん」という主張は的外れです。

たしかに企業が儲かったときに賞与は増えることが多い。しかし、あれは利益の分け前をもらっているのではない。儲かったということは「労働の質が高かったからだ」と考えられるから、その労働に対して高額の対価を払っているのです。

しかし、実は労働の質は同じで、経営がうまかったのかもしれないし、単に景気が良くなったとか、運が良かっただけかもしれない。その場合には、企業は賞与を増やす理由はないのです。

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もしも、企業利益を給与に反映させるとしたら、赤字ならば給与はない

それどころか社長が

「取引先に払う金が足りないから、君たち10万円ずつ出してくれ」

と社員から集めるかもしれない。

でも払う人はいないでしょう。つまりそういう事です。

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