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男とは?:A.生殖能力を(ほぼ)失ったヒトのことです^^;

 発生学的に言うと、子宮が成長しなかったホモ・サピエンスです。

 膣は開口せず、陰核だけが巨大化しました。
 生殖能力としては唯一、生殖細胞を作る器官が残りました。
 それは(子宮と違って)失っても大して困らないので保護の必要がなく、その機能に特化するため冷却を優先し、腹腔から追い出されて体外にぶら下がりました。キ○タマです。

男の基本的な立ち位置は、歩くキ○タマです^^;

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さて、話は過去にさかのぼります。

世界で最初にセックスをした「男」が、10年ほど前に化石で見つかりました。

彼です。

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フニジア・ドロシア(B.C.5億6500万年~不明)

海綿動物に似た無脊椎動物で、最初の有性生殖動物らしい。

セックスの歴史は長い。

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そしてフニジア・ドロシアが出現するに至った経緯もまた長いです。

 最初の生物は38億年前に誕生した。その後の30億年以上に渡って、生物は「生殖行為」と呼べるようなことはしなかった。単細胞生物だったので、単に分裂して増えたのです。

 それがある時期から、他者から遺伝子を受け取る細菌が現れた(現在では、これを「水平伝搬」と呼んでいる)。

 受け取った方は、それと自分自身の遺伝子をミックスして、次世代を作る。

 これが男と女の始まりです。男は遺伝子を渡し、女は受け取って子を作る。わかりやすいですね^^;

 そして肝心なポイントは、遺伝子を渡す側は、自らは次世代を作る必要がなかったことです。受け取った方が作ってくれる。だから渡す側は、遺伝子をばらまくことに特化して、それ以外は何もしない方が得なのです。

つまり「浮気症のヒモ」です(笑)

その特化した個体が、後にオスと呼ばれるようになりました。

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歴史的には、それ以降も、無性生殖とか雌雄同体とか、様々なバリエーションが登場しました。

でも、基本的には戦略は同じです。

仮に性別のない生物種がいたとしましょう。それでも遺伝子交換はした方が進化上で有利だ。多様性が増えるからです。

だから、セックスに相当する行為はあるはずです。遺伝子を交換し、それぞれが子を作り、育てる。

しかし、あるとき「誰か」が気づいた。

「これ、オレは産まなくてもいいんじゃね?」 

 なぜならば自分が産まなくても、自分の子は相手が産んでくれる。こんな楽なことはない。さらに子を作り場合によっては育てる時間を、自分は他の個体を妊娠させることに使える。

 この戦略は進化の文脈でものすごく有利だったので、あっという間に「彼ら」の遺伝子は広がり、種の個体数の半数を占めるに至りました。(注1)

 注1:なぜ半分かと言うと、増えすぎると、今度は子供を生む個体がいなくなるので種の個体数自体が減るからです。そのバランス点が半数です。

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こうして「男」が出来上がりました^^

男というのは、根本的に次世代の生産を放棄したヒト種の一群なのです。まあ、ヒト種に便乗した亜種のようなものです。寄生虫に近い。

男が腕力に秀でているのは、生殖能力を放棄したからです。その余力(リソース)を筋肉を増やすことに費やして、他のオスを攻撃して潰すことに利用しているだけ。一種の奇形です。

それなのに威張りすぎです。アホだから自分の立ち位置に気づかないのですよ(笑)

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カッコつけても、みっともないだけです^^;

結論:

女性を大事にしましょう。
人というのは女性のことです^^


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おまけ

進化論の文脈において、生存戦略で最も重要なことは

個体数を増やすことです。

 どれほど競争・戦闘に強くても、繁殖できなきゃ種は滅びる。

 だから種として真に貴重なのは子宮なのです。オスの大半はいてもいなくてもどうでも良い^^;



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