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今年もねぎおNOTE恒例、1年間を締めたいと思います!今年で15年目の締めになります。

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◇サウナが変えた1年

さて、2020年はとうとう40歳という大台に乗ってしまいました。40歳になったこととコロナで世界中が大変になったことが同時に起きているので、どちらの影響かは分かりませんが、個人的に非常に考え方や価値観に変化があった一年でした。

昨年の年末から今年の3月くらいにかけて、組織の問題やトラブル、またコロナの影響もあり、不眠に悩まされていました。そんな時に業界の大先輩(H田さん)から勧められ、通い始めたサウナ。ここが一つの転換点だったと思います。

サウナに通うと自然と熟睡できるようになりました。その理由を知りたく、勉強していくと脳科学や交感神経に行き着きました。そして人間の感情を司るものはすべて脳神経物質にあることを学びました。

15年近く起伏の激しいベンチャー経営をする中で、経験則からメンタルをコントロールしてきましたが脳科学の観点から論理的にメンタルを理解することができるようになったのが大きな進化でした。

また自称、スマホ症候群、退屈症のねぎお。サウナのあの灼熱の個室で10分もじっと耐えられない、と思っていたところ、『耳栓をして、”瞑想”してごらん』と先輩からアドバイスをもらいました。

最初は瞑想?アメリカの西海岸の意識高い系の人たちがやっているやつくらいの印象でした。しかし学べば学ぶ程、瞑想(メディテーション)は奥が深く、脳科学にも通じるものがあることがわかりました。

瞑想をする中で、自分の思考や不安は自分自身が作り出している虚像に過ぎないことを悟りました。そして、先の見えない未来に不安を抱えるのではなく、今という瞬間に意識を向け、集中する力を得たように思います。いわゆるマインドフルネスです。

また2年以上、通っているジムでの筋トレも、さらに脳科学につながります。早朝に筋トレをすることでエンドルフィンが分泌され、気持ちよく1日をスタートすることができるようになりました。

脳科学の勉強を続ける中で、さらに面白いキーワードに辿り着きました。それがHSP(繊細さん)です。自分自身がHSPであることを理解したことで、自分の感情や言動を客観視できるようになりました。

サウナ、脳科学、交感神経、瞑想、マインドフルネス、筋トレ、HSPと『ねぎお、大丈夫か?』と言われてしまいそうですが、40歳という年齢になって自分の気質や感情というものが少し理解できるようになりました。

会社のまとめにも書きましたが大胆な組織改革、コロナという未曽有の事態の中で、中小企業の経営者として凄まじい負荷がメンタル、フィジカルへかかった一年でした。この中で冷静な判断と新しいことへのチャレンジができたことはメンタルのコントロール術の習得がなければできなかったと思います。そして、今、自分ができることに集中する思考法を手に入れたことは大きな進化でした。

◇体験と思い出の価値

またリモートワークに切り替わったことが影響しているのか年齢の問題なのか、物に対する欲が圧倒的に減ったように思います。ミニマリストというわけではありませんが、身なりや生活は最低限のものがあれ十分という思考になりました。

一方で、瞑想のおかげで今に集中するようになったことで、体験することや記憶に留めることを大切に思うようになりました。

これはDIE WITH ZEROという書籍を読んだことが大きかったのですが、

『自分の人生の質を決めるのは思い出』

という思考です。死ぬ最後の時、お金や車や給与のことを回想する人は少ないと思います。どんな人生だったかを決めるのは経験や思い出。自分が何者であるかは、毎日、毎週、毎月、毎年、何を経験してきたかの合計で決まる、そんなことを学びました。

瞑想によって今に集中できるようになりましたが、これは未来や先の事を疎かにするということではありません。今という瞬間の経験を濃厚に蓄積していくことで、未来、つまり人生の質(QOL=Quality of life)が高まっていくという考え方です。

この考え方のさらなら副産物は人との比較をしなくなったことです。人生の質は自分の経験や思い出で決まるのであれば、人と比較して嫉妬したり、劣等感を抱くことに意味はありません。自分ができることを集中すればいい、そう考えられるようになりました。

と悟ったようなことを色々書きましたが、無論、まだまだ煩悩の塊です。しかし40代に入ってここまで思考が変化したことには自分自身でも驚いています。

◇ソーシャル活動の加速

リモートワークが当たり前になった中、セールス、マーケティング活動を早急にオンラインに切り替えなければならない状況でした。その上でサクラサクの認知度を高めなければいけないことは明白な課題でした。

そこで社長自ら『ねぎお社長』というマスコットキャラクターになりました。正直、40歳のおっさんが何をやってんねん、、、と自分自身でも何度も思いました。しかし羞恥心でブレーキをかけている余裕などありません。自社の存続に繋がることであれば何でもやる、そんな背中をメンバーに見せたかった、そんな真意もこのねぎお社長プロジェクトに込めていました。

そこで注力したのが、YouTubeとTwitterです。

YouTubeスタートのきっかけはセミナーをリアルセミナーからオンラインセミナーに切り替えたことでした。オンラインセミナーをYouTubeでも公開すればいいだけ、そんな甘い見通しで始めましたが、チャンネル登録数も、再生回数もなかなか伸びません。しかし素人が始めたのだから失敗して当然、とにかく習うより慣れよの精神で、毎週企画を考え、コツコツ投稿を続けていきました。持前の継続力で約10か月で100本近い動画をアップしました。

チャンネル登録数は900弱、総再生回数は3万弱、総再生時間は2400時間弱と数値的にはまだまだですが、会う人、会う人に『いつもYouTubeで勉強させてもらっています!』と『根岸=YouTubeでなんか頑張っている人』っていう認知は得られてきているかと思います。

またTwitterに関しては、12年間、情報収集と独り言にしか使っておらず、300前後のフォロワー数からスタートしました。とにかく、Twitterを伸ばす為のブログや動画を読み漁り、ノウハウやテクニックを学びました。そして成功している先駆者を真似、時には会食の席で恥じらいもなく教えを乞いました。少しづつ結果が伴い一年間で2000件近いフォロワー数を獲得することができました。

https://twitter.com/masa_corleone

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YouTubeとTwitterという2つの情報発信を通じて、アウトプットする為にはその数倍以上のインプットをする必要があることに気づかされました。またアウトプットを継続することで、自分自身の考えや思考が研鑽され、強化されていくことも自己体験しました。

◇プライベート編

さて、プライベートの方はとにかくサッカー三昧の1年でした。大人になってまさかこんなにサッカーにのめり込むとは思っていませんでした。

コロナで練習が自粛なった期間も息子や仲間を集めて、毎週、多摩川でひたすら練習。6月から5時起きで週4日間の朝練。毎週日曜は朝7時からフットサル。サッカーとサッカーを通じて出会った仲間の存在がなかったら、コロナに精神を蝕まれていたかもしれません。

またコーチ業の方も、徐々に信頼を獲得し、お任せいただく範囲が広くなってきました。チーム運営をする中で、組織のマネージメント、選手のコーチングとビジネスでも学ぶべきことが多くありました。

ビジネスで得た経験をサッカーの指導に活かし、さらにそこから新たなな学びを得てビジネスで活かす、そんな良いスパイラルになっています。

コロナの影響で延期が続いた公式戦。12月27、28日の年の瀬に開催されました。監督より、チームの指揮をすべて任せ頂き、挑んだ初めての公式戦。子供たちの努力の賜物で、見事 川崎市多摩区を制覇することができました。

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またサッカー好きを日常的に連呼していたことで、なんと元日本代表の播戸選手と会食させていただくという稀有な体験もさせていただきました。大袈裟ではなくサッカーから多くのことを学び今があります。子供たちへの指導を通じて、サッカーに恩返していきたいと改めて思いました。

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◇2021年に向けて

組織の方では、2021年もスローガンに信頼獲得というテーマを掲げております。2020年、このコロナの中で、経営を続けることができ、個人としても健全に生きていられることに非常に感謝しています。2020年無事終えることができたことは自分の周りの方々の支えられたことが本当に大きいと認識しています。

その感謝を忘れずに2021年は自分の成長や成功にフォーカスするのではなく、他者貢献を第一に行動できるような一年にしていきたいと思います。結果的に周囲から信頼を獲得して、自分自身を磨くことができればさらに一歩前進できるのではないかと考えています。

今年は長野の山奥に籠って、1年を振り返りました。来年も引き続きよろしくお願いします。

ねぎお

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