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いざ!甘酒茶屋へ
甘酒、焼きもち、古民家、囲炉裏
好きな物が詰まった箱根の甘酒茶屋。
特に寒〜い冬は、甘くて暖かい甘酒が飲みたくなるわけで、
甘酒飲みに行こって決めた。
さぁー、どこをどう歩いて向かおうか?
と地図を眺める。
箱根は、山も沢山あるし、
ハイキングコースもたくさんある。
まだ歩いた事のないコースを歩いて、
ゴールは甘酒茶屋、
にしたいのだ。
歩きたいのは、
乙女峠から
芦ノ湖の周りをぐるっと、三国山を超えて箱根港まで。
でも、歩く距離が長くて、
甘酒茶屋の閉店時間に間に合わない。
そして、自分に問う?
「えっ、甘酒飲みに行きたいの?山歩きに行きたいの?」
「はい!甘酒です、囲炉裏でまったりしたいです。」
という事で、
いざ!甘酒茶屋へ
noteで知り合ったゆりさんと行ってきた。
わーい🙌
箱根湯本駅からバスでサクサクっと。
薄暗い店内に入ると、
江戸時代にタイムスリップする。
いつもの様に囲炉裏に火が灯り、暖かそうにゆらゆら空気を揺らしている。
ひょうたん型の囲炉裏が、
なんともおしゃれなのだ。
囲炉裏の横に席をとり、
甘酒と焼きもちを注文した。
米と米麹で作られて甘酒は、
お砂糖を入れてないのに優しい甘さ、とろりとした食感に和む。
江戸から京へ、京から江戸へ
どちらから来ても、箱根の山のほぼ一番高いところに位置し、急な上りを登り切ったところにお茶屋があったのは、ありがたかっただろう。
くるたびに、江戸の旅人の気分に浸る。
そして、これも多分変わらないだろう、
旅人をねぎらう接客。
いつ来ても、店員さんは笑顔で、気さくに声をかけてくれ、暖かく迎えてくれる。
煤けた店内を見廻し、高い天井を見上げ、
立派な建物だなぁと思う。
そして、好きだな、古民家。
土間もいい。
甘酒と焼きもちで、お腹も心も満たされたところで、
さらに江戸の気分を味わいに、
お玉ヶ池まで旧街道を歩く。
前日は雪が降った様だ、石畳に雪。
お玉ヶ池、凍ってた。
江戸へ奉公に出ていた娘、玉は故郷の伊豆の国へ帰る途中、手形を持っていなかった。
裏山を通って抜けようとしたところを役人に見つかり、打ち首になったという悲しいお話。
この池のほとりに晒されていたお玉の首を、かわいそうに思って、この池で洗ってやったことから、「お玉ヶ池」と呼ばれる様になったという。
湖面が凍って静かなお玉ヶ池。
不思議と暖かさが漂っていた。
自由で便利な今の時代に感謝をして、
江戸の時代に想いをはせたショートトリップでした。
この後温泉に浸って、
あ〜まったり、楽しかった💕
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