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江戸東京野菜「雑司ヶ谷茄子」

雨の降る、一昨日(8月16日)畑に行ってきました。
前日には、停滞する前線の影響で、
小田原にも避難指示が出るほど雨が降っていた。

師匠に電話をすると、
「風が無いだけ、まだましだ。」
と言っている。

そして、16日に畑に行くつもりだと伝えると、
雨が降っていたら、辞めた方がいい。

という、アドバイスだった。

しかし、
一週間、様子を見に行ってない畑が気になる。
きゅうりはまたお化けになっているだろう。
トマトはこの雨で、割れてしまっているのでは?

アドバイスはアドバイスとして、
気をつけて、畑に行ってきた。

気になっていたのはもう一つ

「雑司ヶ谷茄子」

写真は、7月6日の様子。

ひ弱で枯れそうだった苗から
ここの畑に引っ越しして、やっと一つ花が咲いて、実りはじめている。
この茄子が、収穫適期。

7月19日、花が咲いた。

8月2日
実がついた。

8月10日 大きくてもなってきた。

そして、収穫

そして、実食

右から、
真黒なす
雑司ヶ谷茄子
水茄子の種から出来た、交雑した茄子

今回は、油で焼いて
生姜醤油でいただきます。

半分に切って、サクサクと飾り包丁を入れて焼いた。

左 雑司ヶ谷茄子
右下 真黒なす
右上 水茄子の種から出来た交雑した茄子(何と交雑したんだ!)

お味は、

雑司ヶ谷茄子、ヤバイ❗️一番美味しい!
皮は固めと聞いてますが、焼いてしまうと気になら無い。
中は、真黒なすも柔らかいけど、
雑司ヶ谷茄子は、とろける柔らかさ。

「とろっとして、旨味があって美味し〜い❣️」

水茄子と交雑した茄子は、固く感じてしまう。

麻婆茄子や、茄子のミートパスタのように
ナスの形を残したい料理には、不向きかもしれないが、皮付きのまま焼いて食べたり、
茄子の田楽などは、とろっとして美味しい。これらの料理には、雑司ヶ谷茄子が一番。

漬物にはしてないが、皮が固いので、向いてないかもしれない。
漬物は、真黒なすが、あくもなく色もきれいに漬かる。

貴重な一個、おいしく頂いた。
もっと食べたいので、
秋茄子の収穫に向けて、枝を少し切ってみようかと思う。

来年、育てるチャンスがあったら、
畑で育ててみたい。

雑司ヶ谷茄子は、
茄子の苗一本から採れる収量が少なくて、
どこの農家も作りたがらないらしい。
たくさん採れる「千両なす」にとって代わってしまったらしい。

家庭菜園なら、たくさん採れなくたって、
美味しい方がいい。
真黒なすも美味しいけど、
この食べ方では、負けたーって感じ。

江戸東京野菜の「雑司ヶ谷茄子」

復活させたーーーい!

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