仕事に疲れ果てたOLが沖縄一人旅に行った話②
前回の記事はこちら
2日目の朝、6時に目が覚めた。
出張で使う安いビジネスホテルも、高級なリゾートホテルも、慣れないベッドで中々寝付けないのは同じらしい。
もう少し寝たかったけど無理そうだったので、起きて岩盤浴に行くことにした。
……朝岩盤浴、最高!!
硬い石の上に寝そべって、体がじんわり温まっていく。
優雅なひとときを味わってから、朝食会場に向かった。
よくある朝食のほかに、オムレツのトッピングにスパムが選べたり、沖縄料理もたくさんあってどれも美味しかった!
ついついカロリーや糖質を気にしてしまったけど、もっと食べればよかったと後で後悔することになるのを、この時の私はまだ知らない。
それはさておき、
レンタカーを借りずに美ら海水族館へ行くため、必死に考えた今日のプランはこちら↓
タクシーと高速バス代を考えると1人でレンタカーしても値段はそこまで変わらないし、車の方が便利かもとは思ったけど……
10年くらいまともに運転してないし。
100歩譲って運転はできたとしても(?)、1.5時間の高速は眠くなりそうだなとか、カーナビの使い方わかるかなとか、駐車場止められるかなとか、狭かったら難しいかもなとか、色々なリスクを考えた結果バスにした。
この選択は大正解だった!
タクシーはDiDiアプリで呼べばすぐ来るし、バスは行きも帰りも気持ちよく寝れた。
タクシーの運転手さんから沖縄のバスはしょっちゅう遅れるとは聞いてたけど、実際、乗るはずのバスが中々来なくて不安に。
バス停にバスが来るたび、明らかに路線バスだよなと思いつつ、
「美ら海水族館行きのやんばる急行バスですか?」
と運転手さんに確認。
その度に違うと言われ、繰り返すこと3回。
4度目の正直でお目当てのバスが来て、無事に乗車。
念願の美ら海水族館へ!!
巨大水槽で見るジンベエザメ圧巻だったー!!
近くで見ると、小判鮫が張り付いていて可愛かった。
去年、大阪の海遊館でジンベエザメ初めて見たときもすごく感動したけど、美ら海水族館は水槽の水の透明度が違う気がした。(なんとなく)
ジンベエザメはサメの中で1番大きいのに、おとなしくてプランクトンがエサというギャップがいいよね!
ジンベエ親分も義理人情に厚い優しい魚人だし!
他にも少し離れた場所のイルカのショーを見に行ったり、ブラブラしながら写真を撮っていたらあっという間に時間が経ち、出発予定時刻に。
ランチはまだ食べてない。
でも空腹が最高潮すぎる。
なぜ朝ごはんにあんな、かさましで一瞬お腹いっぱいになるけどお腹にはたまらない野菜ばっかり食べたんだ。なぜもっと肉と炭水化物を取らなかったのかと後悔。
結局、広場ですぐ食べられそうなフードトラックでトルティーヤ(?)を食べた。
いくつかあるフードトラックの中で、あんなにお腹が空いていたのにそんなにお腹にたまらなそうなモノを選んでしまったのは、お兄さんがイケメンだったからだ。
そんなこんなで、とりあえずお腹を満たし、美ら海水族館からフクギ並木に向かった。
*****
美ら海水族館で時間をたっぷり使って良かった!
と思うくらい、フクギ並木は
「おっおう。」
という感じだった。
可愛らしい丸い葉っぱが付いているフクギという木の並木道が続いている。
※もっと奥の方に行けば、牛車に乗ったりできる場所も見れてまた感動も違ったかもしれない。
バスの時間を1時間遅らせてもいっかと思ってたけど、ここで1時間は潰せないと判断し、バス停までダッシュ。
"沖縄のバスはしょっちゅう遅れる"のお陰で、予定通りのバスに乗れた。
続いて向かったのは、同じく美ら海水族館周辺のお勧めスポット検索で上位に表示されたアンチ浜。沖縄本島から橋を渡って行ける瀬底島にあるビーチ。
アンチ浜は橋の麓のビーチで、インスタに良く載ってるけど、本当は裏側にある瀬底ビーチが美しいらしい!
タクシーの運転手さんも、美ら海水族館でナンパ(?)された人も、瀬底島ビーチがお勧めと言っていた。
でもアンチ浜で十分満足したので、今回はバスの予定に従ってパスした。
普段から日に焼けたくないから海入らないし、ダイビングとかシュノーケリングとかもそんなに興味ないんだけど
なかったんだけど……
こんなに海が綺麗なら入りたくなるなって思った。
青い空に、白い雲、エメラルドブルーの海、そして橋……と来たら、映え写真撮るしかない!!と思って自撮りしようと思ったけど(そして婚活アプリ用の写真で使おうと思ったけど)……
風が強過ぎて無理だった(泣)
と言うわけで、そんなにすることもなくなり、海も堪能したのでタクシーでバス停へ向かうことに。
タクシーの中で、運転手さんに話しかけられる。
「観光?海面白かった?」
「すっごく綺麗で感動しました。私も太平洋沿いの街出身ですけど、やっぱり全然色が違いますね。」
「いつも見てるから何とも思わねぇけどなぁ。」
「俺は宮古の出身だから、宮古の方が綺麗だで。」
こっこれよりもっと綺麗だと!?
沖縄本島でも十分綺麗だったのに、宮古島はもっと綺麗ってどんなんなんだろうと思った。
*****
無事に帰りのバスに乗って、最寄りのバス停に到着。まだ夕方17時過ぎだったけど、お腹が空き過ぎて……
ちょうどバス停のすぐそばに沖縄そば屋さんがあったので寄ってみた。
メニューに沖縄そば、八重山そば、ソーキそばとあって、何が違うのかよくわからなかったけど、1番メジャーそうな沖縄そばを選択。
めーーーっちゃ美味しかった(涙)。
この旅で1番美味しかったかもしれない。。。
(空腹だったせいか、とにかく沁みた)
お腹が満たされたところでタクシーでホテルに帰った。
その後はインフィニティプールで強風と闘いながら夕陽の写真を撮ったり、また岩盤浴したりして、1日の疲れが癒されました。
そして翌朝のチェックアウトに向けて、パッキングをして就寝。
大満喫した1日だった……!!
最終日のレポにつづく。
(かもしれない)
さくら
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