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胃がんと言われ手術を勧められたけれど、他のお医者さんに調べてもらったらなんと、〝ガン〟ではなかった!

こんな体験談が、編集部に寄せられました!

夜、胃が苦しく動けなくなり、朝一で近くの総合病院を受診しました。翌日、胃カメラ検査をし、一週間後、結果を聞きに行くと、「胃がんです」と。造影剤を使ってのCT検査で転移がないことを確認し、この病院では、「開腹手術で胃を一部切除すれば大丈夫。すぐできますよ」と言われました。

★がんと診断、開腹手術を提示される

できるだけ開腹手術はしたくなかったので、他の医者にも診てもらうため『名医ランキング』で、消化器外科の医師と消化器内科の医師をそれぞれピックアップ。まず消化器外科のA医師宛紹介状を書いてもらい、一番早い受診可能な日を予約しました。
親友に同行してもらい受診したところ、「比較的おとなしい進行の遅い高分子型腺がん」という診断でした。「腹腔鏡でやります」とどんどん話が進み、もう胃は切るものと腹をくくりましたが、「内視鏡でできるかもう少し調べたら?」という友人の一言でハッとしました。外科のA医師は、内視鏡で取れる可能性もある、内視鏡手術をやって取り切れなかったら、その段階で外科手術もできるとのことでした。内視鏡適応の可能性があるならば、専門の消化器内科のB医師に診てもらいたいとセカンドオピニオンを頼みました。

★内視鏡の可能性も出てくる

消化器内科のB医師を受診、診察室に入ると、座るなり、「これ本当にがんなの?」と思いもよらないことを言われました。紹介状にあった胃の画像を指さし、「(胃がんの主原因であるピロリ菌による炎症跡の)胃の萎縮の状態を見る場合は、胃角の部分を見るんです。ここ、きれいでしょ。うちでもう一度検査しましょう」「初期のがんは判別が難しいことは確かなんです。A医師の病院の内視鏡(生検)の結果がまだ出てないようだから、こちらで取り寄せておきますよ」「がんだったとしても内視鏡でいけるでしょう」と。

★結局、がんではなかった!

検査でもピロリ菌は検出されず、最終的には、がんではなく「胃潰瘍」の診断でした。がん診断の基準となる「病理検査」は、「(病変の細胞を)目で見て判断。だから初期のがんは結構難しいものもある」とのことでびっくりしました。この体験から名医にかかるのがいかに重要か実感。さらに、慌てて決めず、できればセカンドオピニオンも受診した方が良いと、痛感しました。『国民のための名医ランキング2024~26年版』76頁より

名医にかかる重要性

「軽症だと思ったら、実は重病だった」「重病だと診断されたけど、違っていた」 治療の最初の第一歩、≪診断≫が重要です。

日本は、国民皆保険。アメリカのように、名医にかかりたくとも、高い保険料を支払っていないと診察してもらえないということはありません。
いかに、「どこに名医がいるか」の情報があるかどうか。

『国民のための名医ランキング』は、自分のため、家族のため、友人のため、大切な人のため、そんな人が病気になったときに使って頂きたいと思って作っています。


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