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3/8 中東から帰国した5人がはしか感染と判明、厚労相が注意を呼びかけ

3月8日、武見厚生労働大臣は、2月中東から帰国した5人がはしかに感染しているのが相次いで確認され今後国内で感染が広がる可能性があるとして、注意を呼びかけました。

はしかは、ヨーロッパや東南アジアなどで流行しています。5人は、アラブ首長国連邦から関西空港に到着した旅客機に乗っており、3月7日までに感染が確認されました。それぞれ、大阪府、愛知県、岐阜県に帰国したとのことです。

誰もが感染予防の最前線

感染症とは、環境中[大気、水、土壌、動物など]に存在する病原性の微生物が体内に侵入することで引き起こされる疾患です。
感染症には、風邪、インフルエンザなどの呼吸器疾患、食中毒(細菌やウイルスに侵された食品や水を摂取)、水虫などの皮膚の感染症、回虫や蟯虫のような寄生虫症などがあります。
昔は、天然痘やペストの大流行がありました。近年、鳥インフルエンザ、SARS(重症急性呼吸器症候群)、新型コロナウイルス流行で、世界的流行(パンデミック)を封じ込めるための初期対応の重要性がクローズアップされました。各国間で人や物の流通が盛んになり、感染症対策における一人一人の責務が大きくなりました。
特に海外への渡航後、発熱などの異変があった場合は見過ごさず対応が必要です。その際むやみに受診せず、まずは保健所、トラベルクリニックなど専門機関に電話で問い合わせることが大切です。
なお、感染症指定医療機関には、法的な区分があり、全国で以下のように制定され、厚生労働省のホームページで確認できます。
 ◇ 特定感染症指定医療機関  ◇ 第一種感染症指定医療機関
 ◇ 第二種感染症指定医療機関  ◇ 結核指定医療機関
『最新版 国民のための名医ランキング 2024~2026―いざという時の頼れる医師ガイド 全国名医1020人厳選』243頁より引用

妊娠中にはしかにかかると、早産や流産などになるリスクが高まると言われています。
海外からの渡航者が多い今日、隣の誰かが感染しているかもしれず、誰もが感染予防の最前線にいることを自覚したいものです。

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