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こんなセカイで働きたくない【はたらく細胞】

今回は【はたらく細胞BLACK】を読み終えた感想を少々。

はたらく細胞は、僕は数年前に漫画で読みまして。

身体のなかの細胞を擬人化して、体内の働きをストーリー化したお話で、体内で起こっていることの全体像を理解するのにすごく良いマンガだな〜って思って人に勧めたこともあったりするくらいだったんですが。

先日からだの細胞BLACKをお借りしまして、読んだらあらビックリ。笑
特に子供に読ませるモノじゃないなって思うくらいハードモードでした。

読み始める直前に知ったんですが、BLACKの意味はBLACKな環境って意味なんですね。
細胞がすごくBLACKな環境で働いてるんです。

通常のはたらく細胞も、病気が発生しながら物語が進んでいくので、それなりにBLACKな部分もありますが、それをしっかりと超えてくるBLACK企業っぷり。

次々に病気を繰り返す体の中は、まさにBLACK企業のそれ。
重症でも軽症でも、異常があれば身体にとっては緊急事態。何かあるたびに予定になかった仕事が細胞に降りかかるわけで。

それが続けば当然、細胞は消耗し、数が減っていく。
でも異常が無くなるわけじゃないから、仕事は減らない。

まさに悪循環。
BLACK企業で聞いたことがありそうなそれですね。

劣悪な環境ではたらく細胞は、自分の意思で外の世界に行くことはできないので、仕事を放棄するか無理して異常を起こすことしかできないんです。
放棄しても、無理をしても世界が終わってしまうかもしれない。そうなれば、同時にその細胞も生きる場を失ってしまいます。

人間は違うはず。
働き過ぎなら、仕事を辞めて環境を変えて別の場所で輝いたりもできるわけです。

あなたの体の中の世界がホワイトであれば、あなたの体は元気で輝き続けられるし、あなたが元気に輝き続ければ、あなたがはたらく世界もホワイトになるはず。

だから、あなたの過ごす世界がホワイトになるように、まずはあなたの体の中がホワイトになるように。なにか行動を起こしてみてほしいなと思います。

そんなこと書いてる人いたなと思い出しながら、
ちょっぴり覚悟決めながら、
はたらく細胞BLACKぜひ呼んでみて欲しいマンガです

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