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午前2時、ひとりで天体観測

午前2時 フミキリに 望遠鏡担いでった
ベルトに結んだラジオ 雨は降らないらしい

「午前2時に天体観測したい!!」と叫んでいたのは今日の昼間、まさかペルセウス座流星群が見られるタイミングだったとは知らなかった。こわごわ庭に出、空を眺めた。風が生温い。月が明るいのに今日は星もかなり明るく見やすかった。肝心の流星を見る前に怖くて退散してしまったが。午前2時の我が家は、空よりも黒く静かだった。

まあ、結局私が言いたいのは星を見ることだけに魅力を感じているわけではないということだ。男と見たい。ド直球に言ってやる。星は男と見るもんだ。それで流れ星には「彼とずっと一緒にいれますように」なんておバカなお願いをするわけだ。なんて愚かでいて楽しいイベントだろう。これほど心躍ることはない、と、経験の無い私は語る。私だったら嬉しくて堪らなくなり気持ちの悪い笑い声が彼をびっくりさせるだろう。夜中ひとりで外に出るのは怖い。星、好きな人と見たいよう。

5日ほど前、公園のアスレチックのてっぺんから見た火球が誰よりも1番近くで誰よりも1番良く見えたかも、ね。

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