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声が好き。

なつめです。お聞きください。

みなさん、声で人を好きになったことはあるだろうか。私は、ある。数えきれないほどある。いわゆる声フェチというやつである。
例えば、コロナで大学入学当初からオンライン授業になったときのグループワークで。一般的に多くの学生には、画面上にイニシャルの文字が静かに並んでいるだけのつまらない授業だったかもしれない。しかし、わたしにはこの人の声めっちゃ落ち着く〜、と想像に浸れる貴重で大事な時間だった。その人には、この場を借りて謝りたい。あの時、勝手に癒されててすみません。

私は自称声フェチで、長年の感によると、好きな声は、優しい、あまり低くない、棘がないという特徴を持っていると考えている。
でだ。最近配属された研究室の先輩の声がどタイプすぎた。先輩たちとの交流会の時、研究内容やバイトなど他愛もない話をしていたのだが、私のすぐ隣に座っている彼の声が大好き(もう彼を好きになっている)で、さらに彼の目も素敵(言い忘れていましたが、私は面食いです)で、恥ずかしすぎて彼の目を見て話すことができなかった。はー、やってしまったな。これが好き避けというものであると、私は研究室交流会の帰り道、ひとり静かに思ったのである。おそらく、彼は、私の甘酸っぱい気持ちに気づいていないだろう。

この気持ちはいつまで続くのだろうか。
大学生活3年間、好きな人も出来ず、課題をこなし単位を集めるだけ(いや、そんな大学生活も案外性に合っていて楽しかった)の日々が、4年目にして色づき始めそうな感覚がある。私は今、とても高揚している。

ひとまず今回はここで終わらせていただきます。



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