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大西洋の孤島ノワールムティエ島で小バカンス

そろそろフランスでもバカンスが終わるところです。

友人から声がかかり、部屋が空いたから来ないかということで、大西洋にある、フランス西海岸のノワールムティエ島へ行ってきました。

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海岸線は綺麗で、それでいて観光客がそう多くもないのが魅力です。

白い砂浜に座り綺麗な海を見てドライブして、カキを食べると、それだけで元気になれるようなところです。

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このノワールムティエ島は、孤島です。

フランス本土と繋がっている道(Passage du Gois パッサージュ・ド・ゴア)があるのですが、潮の干満で道が海に埋もれてしまうのです。

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現在は橋もできて、本土との通行は便利になり、多くのツーリストがひと月くらい過ごしていくバカンス地になっています。

今年は、コロナで特別ですが、それでも観光客数は少なくなっていないようで、行ってみると海岸線は賑わっていました。

実際にこのノワールムティエ島に来るバカンス客は、滞在が長く一月位はいるのです。

最近はフランスのバカンス休暇の取り方も変わり、2週間づつと小刻みに取ることが多いのですが、家を借りるとなると一月借りたほうが得なのです。

地元のスーパーも賑わっていますし、海の幸を売っているお店もあり、海産物を味わえる環境がととのっています。

(Mouleムール貝、Huitresカキ)

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私の友人がこのノワールムティエ島にセカンドハウスを購入したのは、もう30年くらいも前です。

両親がここにセカンドハウスを購入して、リタイアする時点でパリ郊外の本自宅を売り、完全にノワールムティエ島へ住むことに決めてから、バカンス時に両親に定期的に会えるようにとの思いがあったようです。


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私はというと、2,3年に一度、友人から誘いをうけて、ラッキーとばかりに、この孤島に行ってきます。

今年も「来てね」と言われていましたが、子供達がバラバラに到着して、部屋が空かなかったようです。

それで、みんな帰ったから、良かったら来てというメッセージをもらい、直ぐに行くこととなりました。

孤島の滞在はともて清々しく、友人と朝から晩まで、ゆっくりと過ごせます。

パリと違い、小さい町ですので、ツーリストでも行きかう人は道で挨拶をする習慣があり、海岸までも何人かの人とすれ違い、微笑むのも都市とは違いますね。

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友人宅は海岸まで徒歩で10分のところにあり、海を見に行きたいと思えば直ぐいけるのも魅力です。

夕方にご飯を食べて、なんとなく散歩に行って、こんな夕陽を見れると、かなり嬉しくなりますよね。

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それでもセカンドハウスは直ぐ売却できないので、面倒だと思っていましたが、何度か行くうちに、自分でも自分の家のように思えてきるのがあるのですね。

今年も遊びに行って、友人と朝から晩まで、話しをして、ドライブをして、またご飯を食べての日を迎えてきました。


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アペリティフやら、ディーナーやら、テラスのテーブルで食べると、極上でした。

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赤ワインも白ワインも、あまり気にせず、気分は最高です。

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最初は、良くわからなかったこのセカンドハウスですが、数回行っているうちに、愛着ができてた友人宅です。

それと、この友人とは、10年前にはなかった友情がでてきました。美味しいものを囲んで、夜に長々と話しをしていると、いままで感じなかった愛情ができるものですね。

場所がいいのもありますが、何度もいきたいと思えるのは、それだけなないようです。

最後に絵はがきみたいな写真をお届けします。

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以上、ノワールムティエ島へのいざないでした。


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