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ギヨーム・ゴメズシェフ、エリゼ宮料理長からフランス料理界のアンバサダーへ

フランス・エリゼ宮の料理長、ギヨーム・ゴメズシェフが、料理長の職を辞めるとの発表がありました。

シェフは、24年間エリゼ宮で勤め、これまで4人の大統領 へ料理を作ってきたことになります。

4人の大統領とは、

ジャック・シラク元大統領、

二コラ・サルコジ元大統領

フランソワ・オランド元大統領

エマニュエル・マクロン現大統領

です。

歴史を感じますね。

ギヨーム・ゴメズシェフがエリゼ宮に勤めだしたのが1997年、その後
2004年には、25歳でMOF(国家最優秀職人章)に輝いたのです。

MOFは技術的に高い技能をもつ職人に付与される賞で、3~4年に1度のチャンスです。フランスでも最年少のMOFの誕生でした。

その後エリゼ宮の厨房で、昇進を重ね、2013年には料理長へと昇格しました。

エリゼ宮にいた間には、総計約200万食の料理を作られたということです。

国家間の招待客が揃う席では、400人のメニューを作るという、デリケートな職務でした。

エリゼ宮の後の仕事については、まだ明らかにされていませんが、3月からは外務省所属で、フランス料理の普及のための大使となるとのことです。

素晴らしいですね。



https://www.franceinfos.xyz/mof/



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