見出し画像

パリ11区の屋根がないパッサージュがいい

パリでパッサージュができたのは1850年代、当時は屋根で覆われパッサージュは150もあったと。

今は、約30が残っていると言われています。

有名どころもあれば、ほぼ無名というのもあります。

ホテル・ショパンのあるパッサージュ・ジュフロワ(Le Passage Jouffroy)などは、歴史建造物に指定されて有名です。

先週フラフラと歩いていたら、良さげなパッサージュがありました。

ここは、パリ11区のあまり知られていないパッサージュ(le Passage de la main d'or )です。

夏の今はとりわけ雰囲気がいいです。

画像1

ここから左手に行くと、路地になっています。パッサージュと言っても屋根がないパッサージュです。

画像2

この路地を南へ行くと、 フォブール・サントノレ通り(rue du Faubourg-Saint-Antoine)という大通りへ到着します。そこにはカフェがあります。

画像3

路地からカフェを覗いたインテリアが見えます。雰囲気がいいですよね。

そして、このカフェがある向かい側は、ストーリートアートのペイントになっています。

フォブール・サントノレ通り(rue du Faubourg-Saint-Antoine)の入り口です。ちょっと怪しいと感じるかもですね。

画像6


この入り口から入り、先ほどのアンニュイなレストランにたどり着くまでの雰囲気です。

画像6

屋根がないパッサージュで短いです。見過ごしてしまいますが、雰囲気抜群です。

画像6

また、冬の間と夏の間は随分と感じが違います。

画像7


ここは屋根がないので、夏場の方が雰囲気がいいです。

テラス席ではまだ食べたことがないのですが、車の往来がないのがいいですね。

11区と12区にあたりは、ミクロクリマと言われています。ミクロクリマというのは、本当にそこにしかない微妙な雰囲気のことです。

この辺りは、地理的にはバスチーユとナションの間にあり、地下鉄駅は、ルドリュ・ロラン Ledru-Rollin (8号線)が近いです。

散歩にうってつけです。



記事を読んでいただいてありがとうございます。ありがたいサポートを次の投稿準備に使わせていただきます。