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【ちびまあ】ピリオド

集団検診が苦手だった。
最寄りの担当医が定期的に小学校を訪問するのだが、..正直よく覚えていない。人は真の恐怖を体感したり忌まわしい体験は記憶から消去されるというが、まさにそれである。

何故ここまで臆病なのだろうか・・
ご先祖様の誰かが医療ミスで命を落としたかそれに準ずる何かがあったようにしか思えないのだ。その因縁が潜在的にDNAとして受け継がれているに違いない。

バカバカしい?決して大袈裟ではない。
なぜなら最も身近な存在でもある母は、
同じく集団検診から抜けだし、牛小屋に隠れてたというエピソードを持っているからだ。

血は争えないもので、やはり歴史は繰り返されるものなのだろうか。子孫を受け継ぐバトン以上の重みを感じるが、どこかでピリオドを打たねば。

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