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母親のかたち (創作・詩)

「 母親のかたち 」

授かった子をどうしても産めないときもある
悲しいけど水子になってしまうときもある
そしたら、その水子の供養をちゃんとしよう
一度は自分のお腹に授かった子のことを一生忘れないでいよう
水子地蔵さんに手を合わせる
水子を忘れないでいる
それが水子の母親としての務めだと思うから

産んだ子をどうしても自分では育てられないときもある
せっかく生まれた命なのだから
大切に育ててくれる人にお任せしよう
授かった命を産んだ女性は生みの母親だ

©作良子

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