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わいのはなし#17(前編)

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誤字訂正:看護士→看護師

後編に続きます。

これは2019年4月~6月の話です。1年経過してからペンを取りましたが、今でも昨日の事のように鮮明に覚えています。

漫画では自分の気持ちを細かく描写するとあまりに暗くなりすぎるような気がして割と簡潔に描いたつもりですが、当時は余りにショックで泣いてばかりいました。自分がどうというよりも、亡くなったお腹の赤ちゃんが可哀想で、自分のせいではないといくら言われても、育ててあげられなかった、仕事で重いものを持ったからでは、風邪をひいたからではと考えずにはいられませんでした。

お恥ずかしい話、わいは妊娠するまで妊婦がどのようなものかを全く理解していませんでした。周りも妊娠後、わいと同じように切迫と診断されても無事に元気な子を産んでいる人ばかりで、ダメになった人はいませんでした。そのせいか自分も大丈夫だろうくらいの気持ちで、つわりが終われば安定期に入る、安定期に入って発育に問題なければ出産できる、という安易な考えだったと思います(アホかな?)

実際、初期流産は全体の約15%と確率的にも低くなく、たまたま周りにいなかっただけで同じような人がたくさんいることを知りました。後で聞いた話ですが、わいの叔母も3回流産を経験していました。

妊娠は初期流産だけでなく、早産や死産、妊娠特有のママの病気、お腹の赤ちゃんの病気、合併症等色々なリスクがあります。命に係わるほどではないマイナートラブルもたくさんあります。「楽しいマタニティライフ」なんて言葉がありますが、そんなものを送れている妊婦は世の中にそれほど居ないだろうと思います。

授かったからと言って、必ずみんなが無事に出産できるとは限りません。わいは今回身をもってそれを知りましたが、妊娠出産に関してはもっと周知されてもいいのではないかと思います。わい自身も、まだまだ知らないことが多いと思います。

知る機会がない人も、漫画を通じて、こういうことがあるんだなと知っていただければ幸いです。

後編はまた後日にあげようと思います。良かったらまた読んでくださいね。(あまり明るい話題ではないですが…^^;)


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