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AirPods 4のアクティブノイズキャンセリングに驚いた

初代のAirPodsを使っていたが、バッテリーが10分しかもたなくなったので、買い替えた。

今回新しく発売された、AirPods 4のアクティブノイズキャンセリング搭載モデルだ。

ノイズキャンセリング機能に驚いた。

というのも、これまでノイズキャンセリング機能を使ったことがなかったからだ。

ノイズキャンセリングに興味はあったが、そのほとんどがカナル型(耳の穴を完全に塞ぐタイプ)だからである。

僕は、耳に圧力がかかるのが苦手で、カナル型は使えない。

これが使えない僕は、ノイズキャンセリングのイヤホンを諦めるしかなかった。

しかし、この度Appleから発売されたAirPods 4はオープンイヤー型。

耳を塞がないので圧力がかからないのだ。

これは試したいではないか。

そこで、貯めに貯めた楽天ポイントを大放出して、購入した。

29,800円。

高い高い。

いや、高い。

しかし、使ってみてビックリした。

ノイズをキャンセルすると、世界から切り離されるのだ。

いかに、音で世界と繋がっていたかを実感させられる。

カナル型のイヤホンでノイズキャンセリングに慣れている人は、ここまで驚かないかもしれないが。

雑音がほぼ聞こえない、は過言だが、ほとんどキャンセルされる。

試しに、ビニール袋をガシャガシャしてみたが、かなりの音量が遮断される。

全く聞こえないわけではない。ちゃんと聞こえるのがだが、手元の音がずいぶん遠くに聞こえるから、一瞬、脳が混乱した。

それ以外にも、蛇口から出る水の音や、ドアを開け閉めする音など、色んな生活音が遠ざかる。

聞こうと思えば聞こえるが、遠くの音なのだ。

「あれ?この世に僕だけしかいないの?」

と思わせられた。

一人で仕事をしているから、まあ孤独なのは正解なのだが。

アクティブノイズキャンセリングの「音」をどのように表現すれば良いか考えた結果、

「プールの水が耳に入った感じ」

というネガティブな表現にたどり着いたが、これは僕の語彙力問題だから気にしないでほしい。


耳に水が入ったら嫌な感覚だが、そこから不快感を取り除いた状態、と言えば近いだろうか。

もっとポジティブに言おう。

「水の中で外界の音を聞いている感じ」

言い換えた意味があるのかはわからない。

とにかく、何かに集中していれば、外の音は気にならない。

買ってよかったなあ、と声に出してつぶやいたほどである。

カナル型が使えない僕にとって、AirPods 4のアクティブノイズキャンセリングは、とてもとてもありがたい。

ありがとう。

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