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6月26日に出版した3作目のKindle電子書籍について

去る、6月26日に電子書籍を出版しました。タイトルは「とびこみ小人」です。

電子書籍といっても、20ページ程度の絵本です。

実は、このリリースは3作品目です。

これまでのすべての作品には共通のからくりがあります。そのからくりとは「回文」です。全部の作品を通して、文章はすべて回文で書かれている絵本になっており、通称「回文絵本」と呼んでいます。今回の内容は次の通り…

1.回文絵本の作成について

 まずは、私が回文絵本を制作するきっかけです。約15年前の話ですが当時、給食施設で仕事をしておりました。同僚と楽しく、日々仕事をしていたところ、ある回文を思いついたことがきっかけで毎日のように回文を考える日々が始まりました。

 梅干しを作る季節には「しぼめ梅干し(しぼめうめぼし)」、みそ汁の具になる野菜を切る器具のことを「具切り器具(ぐきりきぐ)」、油を鉄板に広げる際には「油、ブア!(あぶら、ぶあ)」など、ナンセンスなことを何週間も考え続け、考えた回文をノートに書き溜めていきました。大の大人がこんなことを永遠に楽しく続けられるわけもなく、ある時、回文を考える楽しみにピリオドを打つときが来ました。

 ピリオドを打つ記念に、書き溜めていた回文を利用して、物語を作り絵本にしてはどうかということで、回文絵本を作ることになりました。これが回文絵本を書き始めたきっかけです。

2.電子書籍化の挑戦

 約15年前に始まった回文絵本の制作はその後、10年程度続けることになりました。作品を作って身の回りの人に見てもらう機会があったものの、次第に作品を作ることもなくなり、作品たちは押し入れの奥に長年眠ることになりました。

 いずれこれらの作品を何らかの形で残すことができれば、と考えていましたが、本年、意を決して、押し入れの奥から引っ張り出した作品たちを、数日の間に電子書籍化し、勢いで出版する挑戦を実行しました。

 インターネットで電子書籍化について検索し、簡単にできる事実がわかったので、本当にできるのか?という好奇心に押され、1月に「さかさ 1巻」を2月に「さかさ 2巻」を一気に実現することができました。

 勢いで出版したため、まだ、出来栄えが粗い部分があり、随時手直ししていたいと考えています。出版後、気軽に手直しできるのが電子書籍ならではのメリットでもあります。私が挑戦した出版方法については、別の機会にnoteで投稿する予定です。

3.今回の作品の見どころ

 6月26日に出版した「とびこみ小人」は特別な作品です。

 実は、この作品のイラストは自分で書いたのではなく、自分の考えた物語をイラストレーターに依頼して書いてもらった作品です。

 そのため、イラストのクオリティは1巻、2巻とは段違いの作品となっており、他の人と協力して制作した特別な作品となっており、自分一人では考えつかないようなアイデアも盛り込まれた作品です。この作品を通して、他の人と対話しながら作品をつくることで、自分一人ではたどり着けないところへ行けることを学びました。この作品を多くの人に楽しんでいただけることを願っております。

4.Kindle unlimitedについて

 最後に上記の作品はすべて、Kindleで出版しております。すべての作品を購入すると600円(=250円+250円+100円)するのですが、Kindle unlimitedの契約をされている方は無料で読むことができる商品となっております。販売しておいて、こんなことをいうのも心苦しいのですが、わざわざ600円出して買っていただくよりもKindle unlimitedに登録して読んでいただく方が断然お得だと考えております。

お得な理由は…

・Kindle unlimitedは30日間無料で登録することができる

・KDPセレクトに登録されている書籍が何冊でも無料で読むことができる。

 もし、回文絵本「とびこみ小人」「さかさ」を読んでいない方で、Kindle unlimitedに入られていないかたは、下記のリンクをご覧いただき、ご検討下さい。

https://rcm-fe.amazon-adsystem.com/e/cm?o=9&p=293&l=ur1&category=kindleunlimited&banner=05G450N240N3CHYBN2R2&f=ifr&linkID=9f14083cbb73212b53b021342b68986e&t=2020kaname-22&tracking_id=2020kaname-22

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