ありのままの自分を受け入れるということは。。。
昨年から私は、マインドフルネス(今、ありのままの自分を見つめる)というワークショップを立ち上げました。
なぜなら、私自身がありのままの自分よりも、人にどう見られるかを気にしている人間だったから。そして疲れていました。
自分が自分でない。。。
そして出会ったのが、今の自分を見つめるということでした。
話は遡り
私の父(十数年以上に他界)は重度のアルコール依存症でした、いわゆるアルコール中毒です。
私は、父・母・弟の四人家族の中で育ちました。
当時、父は大手建設会社の東京支店長、母は専業主婦、私も弟も私立学校に通うというたぶん外から見たら中流の少し上くらいの生活のように見えていたと思います。
でもそんな平和そうに見える家庭の中で父のアルコールへの依存は日増しに強くなっていきました。
外見ばかりを気にしている父、心の中の苦しい想いは蓋をされたまま。
その父を見て育った私は、やはり父のように外見を気にするようになりました。
それから色々な出来事が我が家にはありました。
そして時は流れ。。。
自分を受け入れる練習をスタートさせて一年が経つ頃、ウォーキングの最中に空から父の声が聞こえてきました。「自分を許していいんだよ」って。
それからです、自分がありのままの自分でいいんだと思えるようになったのは。
今、ワークショップを続けていて、父に一つだけ言いたいことがあります。
「お父さんは、辛かったんだよね。仕事でたいへんでお酒を飲みたくなった。どんどんとコントロールできなくなって、自分では止めなくちゃと思っているのに止められない。そんな気持ちをどこかに出したかったんよね。今のお父さんには何ができるのか、一緒に考えて行こう」って。
ワークショップ中に時々私は、父が一緒にいるのを感じているのです。
私の主宰するワークショップ・マインドフルネスガーデンでは、「ありのままの自分を受け入れる」練習をしています。
今月のテーマは「レジリエンス」
私たちにある心の回復力のこと。
心が折れても戻る力を私たちは持っています、そのことについて学びを深めていきたいと思っています。
自分を受容できるようになったマインドフルネススキルを皆さんにシェアして社会に貢献していきたいです。これから色々なことを発信していこうと思います。サポートは、これらの発信活動と学びに使わせていただきます。