ことしの梅仕事は黄熟、青梅とはひと味ちがう美的シロップの完成度。
今年は運良く、たくさん梅をいただきました。
いつもは実家で、中玉サイズの青梅を収穫しますが、今回のいただき物は梅の王様的存在の南高梅です。
タイトル画像にしてみたら、セザンヌが描くリンゴの静物画みたいです。
販売している梅を摘み取った後の、余った実を譲ってくれたとのことでしたが、立派な大玉!ふくよかな梅の香は見事でした。
今年は黄熟の実で、夏の元気の源「梅シロップ」を漬けることに。
今年も梅仕事の始まりです。
初めて漬ける黄熟、どんな仕上がりになるんでしょうか。
氷砂糖だけで漬けると、なかなか溶けなくて気を揉みます。上白糖を上手く使うのがコツ。
カビが怖いので、冷蔵庫の野菜室で保管して、毎日ビンを上下反転させて混ぜ合わせます。
それでも、氷砂糖はなかなか溶けにくいです。
日中は冷蔵庫で管理しますが、夜だけ冷蔵庫から出す日を設けて、漬かりのスピードを上げます。
今回は2週間のうちに2回、夜だけ常温に出す日を挟みました。
飲んでみると、青梅よりも甘くて濃い印象。
青梅はあっさり派に、黄熟はこっくり派に。
今年も次女に、初物の試飲をお願いしました。
次女「くーーっ、やっぱ来るね〜〜。
お腹がポカポカするー。」
今年も梅シロップ成功です。
黄熟梅シロップで、娘の夏を応援します。