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深い絶望と大きな怒り

この二か月。
世の中は激変しました。
私の共感脳が強く反応してしまいます。

男性の脳は「目的脳」
女性の脳は「共感脳」だと脳科学では分析されています。

私は、普段は「目的脳」の方が強く働き
目的が明確だと心地よく何でもやりやすいと感じます。

しかし
震災とか戦争のような重大な出来事が起きたとき
突然「共感脳」が働いてしまい
他人と自分の境界線がなくなってしまいます。

そのことには
カウンセリングをやっているときにわかりました。

ある日カウンセリングをした後に、
ときどき私の体に痛みを感じることに気が付きました。
もちろん毎回ではありません。
相談内容が「深い絶望や強い怒り」の非常に苦しい内容のときです。

クライアントが感じたであろう体感覚は
傾聴しながら自分も感じてしまうのですが
私にはそういう脳の癖があるのかもしれないと思い
当時はあまり深く考えませんでした。

それから色々調べました。

カウンセラーの中には私のような悩みを抱えている人もいることが
わかりました。

私の場合は相談内容は家族が自殺した話や事故の話など、
とてもショックな内容の場合に限ります。

クライアントは泣きながら心を絞り出すように告白します。

そういうとき必ずクライアントの心の痛みを
数時間後に体が受け取っていたことに気づきます。

体に不調がでるのは、決まって夜中の2時などの深夜。
心臓が痛くなったり激しい頭痛がしたり普通の痛みではありません。

一度は足が激痛で目が覚めて痛み止めを飲みました。
しかし、足が痛くなるようなことはしていません。

あまりの痛さに叫びだし、家族が救急車を呼び掛けたこともありました。

ところが、次の日は痛くないのです。
そんなことが続くので
脳梗塞や心筋梗塞の初期症状かと思い、何度も診て貰いました。

しかし、何も異常がなくなぜ痛いのか、なぜ持病が悪化するのか
全く理解できませんでした。

ヒプノセラピストの資格を取るときに、このことを相談すると
「バウンダリーの問題」を指摘されました。

バウンダリーとは境界線のこと。

それは幼いころから思い当たるので、ようやく理解できました。
それを防ぐために今はカウンセリングではなく個人セッションはコーチングにしています。

コーチングは「目的」先にありきなので「目的脳」で仕事ができるのが
ありがたいです。

傾聴は必要ですが、感情を癒すのが目的ではないので
私にはコーチングの方が向いています。

連日の戦争の報道に心が砕けてしまい、体に痛みを感じています。
そうならないように、自分をマネジメントして境界線を意識してひくようにしています。

たぶんHSPという特性を持った人の中には
コロナ禍以降心がすり減っていた中の戦争報道で
私のように過敏に反応している人もいるかもしれません。

「心の境界線」の引き方を知ることでも
ストレスは軽減されます。


ストレスに打たれ弱いことは
ストレスの乗り越え方を自分で学ぶ必要性が
他の人より知っているということ。

ストレスフルなときは
些細なことがきっかけでメンタル崩壊しやすいです。
まずは、心にお日様を当てて
湿った心を少しずつ乾燥させていきませんか?

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